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毎日の生活で怒りを感じることが多いとき、言葉にしたり、態度に表わしたりして、「失敗した!」という経験はどなたにもあると思います。そんなとき、どのようにしたらよいのか、どんな選択がよいのかをご一緒に考えてみましょう。

◆こんなときの選択肢は?

たとえば、会議で上司が自分の意見について反対するような発言をして、イラっとしたとき、あなたはどうしますか。PTAの会議、ママ友との会話などと置き換えてみてもいいでしょう。

いくつか選択肢を考えてみます。
・上司(相手)の態度を批判し、怒ってしまう
・自分の意見に反対されていることが悔しくて表情に表わす
・会議室(その場)から出ていってしまう
・「ここでは怒らない」という選択をする

自分の意見が取り挙げてもらえなかったとき、とても悔しい気持ちになりますね。怒ってしまう場合もあるかもしれません。また、悔しくてその気持ちを表情に表わしてしまうことも当然あると思います。

しかし、相手が自分の意見に賛成してくれなかったのは、あなたの責任なのでしょうか。あなたが怒ることで相手の意見を変えることができますか。
たぶん、変えられませんね。そうであれば、怒る必要はありません。ここで、「怒る必要のないことは怒らない」という選択が生まれます。

上司(相手)にも上司なりの意見があります。それに対して、怒りを露わにしたり、相手を責めたりする言葉を言っても、益は生みません。「怒らないという選択」をし、必要に応じて、反対の理由を冷静に聞いてみればよいのではないでしょうか。

◆日常にある怒りの光景

わたしたちは日々の生活の中で怒ってしまうことが多くなりがちです。町の中でもいつも乗っている電車が遅れたとか、子どもが言うことを聞かないとか、多くの怒りを感じながら、その怒りの感情を露わにしながら生活しています。そういう光景に出くわす度に、「怒らないという選択もある」ということを伝えたいと思うことが多くなりました。

◆「分かれ道」という考え方

アンガーマネジメントには「分かれ道」という考え方があります。
これは何か出来事があったときに、その怒りは、変えられるのか、変えられないのかを判断するということです。

その基準になるのは「後悔」です。怒ることで後悔するのか、怒らないことで後悔するのかを判断していくのです。

この「分かれ道」という考え方を理解すると、今までイライラして、プリプリ文句を言って生活してきた自分が変わってきます。怒る必要のないことは怒らなくなるからです。また、その判断が冷静にできるようになるからです。

家族や身近な人、そして、偶然出会った人にも怒りの感情ではなく、穏やかな気持ちで接することはとても心地よいことです。アンガーマネジメントを学ぶことで怒りの対処法を理解し、心地よく生活できたらと願っています。

(文:三浦和美/編集:川嵜昌子

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