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◆梅雨の季節が不快に感じてイライラする理由

6月に入ってから各地で『梅雨入り』の発表が続いています。
「梅雨の季節が嫌い!」と言われる方の理由は、「気温が高いうえに湿度が高くてムシムシする」「肌がべたつく」「服や靴が濡れたり汚れたりする」「せっかく髪をセットしたのにぺっちゃんこになったり、うねったり、広がってしまう」「洗濯物が乾かない」など。この時期には、不快感を訴えたり、イライラしたりすることが多く見受けられます。

これらの原因は、湿度の高さにあるのでしょう。
湿度は、一般的に、冬場は40~50%程度で乾燥が強く、夏は50~60%程度、梅雨の時期は80%程度といわれています。快適に感じる湿度よりも大幅に高いため、不快に感じるのですね。

 

◆アンガーマネジメント的対処法

気温や天候で不快感を抱きイライラして、普段はたいして腹が立たない出来事でも無性に腹が立って「子どもをきつく怒ってしまった」「仕事でミスをした部下にひどく怒った」、そして、「思い出して後悔した」ことはありませんか?

気温や天候の不快感から、心の中のコップにネガティブな感情の水がどんどん溜まり、些細なことでコップの水が溢れだした時に怒りの感情が吹き出してしまったのかもしれません。

気温や天候は、「雨よ、上がれ!」「湿度よ、下がれ!」と念じても自分の思い通りになりませんよね。

自分が対象に働きかけることでその対象が思い通りに変わるのであれば働きかけてみればよいでしょう。しかし、気温や天候のように自分の働きかけではどうにもできない、変えることができないことであれば気にしないようにするか、なにか対処法を探してみてはいかがでしょうか?

たとえば、次のようなことを試してみてください。
・室内では洗濯物の乾燥や快適に過ごせるために除湿をする。
・外出をするときは肌のベタつきを拭き取るためのシートを持ち歩く。
・気持ちをリラックスさせるためのフレグランスをハンカチやフレグランスシートに含ませる。
・気分をリフレッシュさせるためのポプリをバッグにしのばせる。
・傘やレインシューズ、レインコートなど、雨の日に気分が上がるようにお気に入りのグッズを探して揃えてみる。
・雨水に濡れても大丈夫な素材のバッグを探してみる。
・扇子を持ち歩く。
・ヘアアレンジを楽しんでみる

不快でイライラする季節であれば、そこに意識を集中させずに、発想の転換で気分を変えてみてください。
街を歩いていると美しい紫陽花の花が咲いています。土の酸度(pH)によって色が変わる紫陽花の別名は七変化です。みなさんも、イライラした感情をハッピーな感情に変化させてみてはいかがでしょうか?

 

次の担当の回(6/23)は、「梅雨の季節の体調不良~気象病~」についてお届けしたいと考えています。

 

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子

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