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■アンガーマネジメント×職業
アンガーマネジメント×介護士

■1)あなたの仕事内容について教えてください。
地元の社会福祉法人に入職して30年、昨年から新しく開設されたケアハウスに管理職として勤務しています。仕事の内容は介護支援専門員として20人の利用者様のケアマネジメントを行い、介護職として夜勤も行っています。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
夜勤の時には、認知症の方、眠れない方、何度もナースコールを押す方などに1人で対応するので、何度も同じことがあったり、ナースコールが重なると、イライラすることがあります。夜勤は仮眠がありますが17時間勤務するため、昼間眠れないことや長時間勤務は疲労感が強く、イライラすることもあります。
上記が理由にはなりませんが、悲しいことに施設の職員による、利用者様への虐待のニュースが多いことも事実です。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
夜勤でも早い時間や、1、2回は普通に対応できるのできました。しかし、何度も同じことが繰り返し起こったり、夜勤の時間経過とともに疲れてくると、ちょっとしたことでイライラしてしまい、以下のような行動を取ってしまっていました。
・声が大きくなる
・言葉がきつくなる
・行動が荒っぽくなる
今考えると、このような対応を行っていると、イライラが利用者様に伝染して、不眠や不穏を招くような悪循環になっていたと思います。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
まずは法人の職員に伝えたいと思っています。年2回の新人研修にアンガーマネジメントを取り入れるように直訴し、講師を務めています。女性職員の勉強会では毎年リクエストがあり、職場にはアンガーマネジメントが浸透し理解されてきていると思います。
自分ではコーピングマントラ(※1)と行動のコントロール「分かれ道」(※2)を活用して、気持ちをリセットし、考え方を整理しています。

<用語解説>
※1:コーピングマントラ(落ち着く言葉を唱える)
※2:行動のコントロール「分かれ道」(怒っている状況を「変えられる/変えられない」「重要/重要でない」の2つの軸で整理し、自分の行動を決める)

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
職員を指導する時にも、感情的に指導することは少なくなり、お互いのべきの違いを考え、どうして欲しいのかをリクエストとして伝えることで、お互いに腑に落ちるような指導が出来るようになりました。
夜勤でイラっとした時も、行動のコントロールを活用しています。変えられない利用者様の行動でイライラしないこと、夜勤を行う上で重要か重要でないかを考え、その時出来ることを行動に移すことで、無駄なイライラが少なくなりました。

■6)メッセージ
夜勤もあり、対人援助が多い介護職は、イライラすることも多いのです。アンガーマネジメントを知り、実践できるようになると、無駄なイライラに振り回されず、安定した気持ちで利用者様に向き合うことができるようになります。

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