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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
留学生に日本語を教える大学の留学生別科で別科長をしています。学生を知るために週2コマ授業をしています。現在、ベトナム・中国・ネパールの学生124名が学んでいます。ベトナムへ行って入学試験も行っています。
また、大学の会議に出席し学生の情報交換や大学改革のための話し合いを行っています。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
自分の考えが正しいと強く信じている教員、アンガーマネジメント的に言えば「べき」が強い教員の言動にイライラすることがあります。新しいことに取り組もうと提案しても受け入れてもらえない時には不信感が怒りに変わることがあります。
また、授業中に居眠りをしている学生を何度起こしても起きない時にイラッとすることがあります。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
大学教員になる前は小学校の校長をしていました。職業上、保護者・職員の相談や苦情の対応の仕方は学んできたつもりでした。しかし、何度言っても言うことを聞かない職員を怒鳴りつけたことは今でも後悔しています。
また、地域の方との会議中に持論を強く主張して他の人の意見を否定する保護者をみんなの中で叱ったことがありました。
校長としてのプライドが起こしたこの二つの怒りは、ずっと後悔しています。
以前は余程のことがない限り自分が我慢して相手の言いなりになることが多かったように記憶しています。イライラを溜め込みすぎ、耐えきれず怒りが爆発することもちょくちょくありました。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
小学校の校長時代の二つの後悔がアンガーマネジメントを学ぶきっかけとなりました。今は教育現場(子ども・保護者・教職員・管理職)へ私のように怒りで後悔をしないようにと願いを込めてアンガーマネジメントを伝えています。体罰やパワハラに繋がる衝動のコントロールはもちろんですが、特に思いを込めて伝えているのは相手の第一次感情に目を向け怒りの原因に気付き本当の気持ちと向き合うことの大切さについてです。

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
相手のプライドを傷つけないように「べき」を尊重し、「ありがとう」という感謝の言葉と「わたしメッセージ」で言いたいことを伝えるようにしています。今は職員と良い関係が築けており新しいことに挑戦することができています。
また、居眠りをする学生の第一次感情や生活状況を思いながら優しく起こして、勉強することの大切さを伝えています。
教員から「別科長のような穏やかな人になりたい」と言われたときは嬉しかったです。

■6)メッセージ
私は「コーピングマントラ」を唱えることと「べき」を広げることによって怒りのコントロールをしています。今でもアンガーマネジメントは勉強中です。
皆さんも実践しやすいものを日々の生活の中で取り入れてください。

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