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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
私は、地方の情報精密機器メーカーの人事部門で30年以上人材マネジメントを中心とした業務に携わってきました。特にこの10年は、中国への赴任経験で多様性について改めて考えさせられ、巨大事業部門の人事を任される中で創造性とスピード感にあふれる企業風土の醸成に四苦八苦してきました。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
新たな顧客価値を創出するグローバル競争の下で、私たちは実力の限界値に挑戦し続けています。それは時に、品質課題や納期遅延などを引き金に、度を越した強いマネジメントにつながることもあります。
「この忙しいときになぜだ!」「本当に考え切ってきたのか!」やり場のない怒りをつい周囲に投げつけ、部下の立場を考えずに強引に無理を押しつけてしまうことで、長期的には組織の活力を奪っていくことも想像できますよね。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
パワハラ撲滅を掲げて、人事部門として、「べからず研修」をやったり、「相談窓口を開設」したりと、「啓蒙」や「体制づくり」に注力してきたのですが、それでもなかなか撲滅には至らず、むしろ「再発」する事例も散見され悩みました。
本当は内心気づいていました。失敗してしまった社員は、反省はするものの、具体的に「どうしたらいいのか」という術を持ち得ていなかったし、それを私たち人事部門が提供できていなかったのです。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
「アンガーマネジメントを一人でも多くの仲間に届けよう」そう決意して資格を取ったのは2015年12月。翌月には社内で研修を始め、この間約6000人の仲間にアンガーマネジメントを伝えてきました。
ただ、それはまだ社内に共通言語が誕生した程度。必須研修に取り入れたり、特定の社員向けの個別セッションを組んだり、怒りに悩む社員でグループセッションを開いたり、様々な形で試行錯誤しています。(※アンガーマネジメントコンサルタントの資格保有)

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
人が変わるのはそんな生易しいことではありません。ましてや、階層が高い成功者ほど今の自分のやり方から降りるのを怖れます。しかしアンガーマネジメントは心理トレーニング。「研修で一度聴いた」ら終わりではなく、ダイエットと同じく毎日取り組んで初めて手に入れられるもの。相手を変えようとするのではなく、怒りに苦しむ方と同じ立ち位置で同じ方向を向きながら一緒に考えることができるようになったような気がします。

■6)メッセージ
自分自身が「本当に良い」と感じること。ここが原点だと今更ながら感じます。自分の確信なくして他者が取り組む気になるはずがありません。今でも新たな発見に出会えることに、一番得したのは自分だと思っています。

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