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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
私は、地方の小さな町で宅地建物取引士として土地や建物の売買やアパートや貸家、テナントの賃貸にかかわる仕事をしています。
不動産の仕事はとくに売買となると、不動産業者だけでなく、金融機関、土地家屋調査士、司法書士、ときには行政書士など、多くの専門家がかかわります。その中でも宅地建物取引士はお客様に物件をご案内したり、売買のご相談にのって、必要であれば、他の専門家をご紹介したりするお客様に一番近い存在です。

■2)あなたの業界あるあるイライラな事例を教えてください。
土地の売買の場合、売買対象の土地と隣地の境界を各所有者立ち会いのもとに確定します。
境界を正確に測ってみると、その土地の所有者が認識していた土地の境界が違っていたり、中には家の軒が越境していたりすることがあります。このような結果をなかなか冷静に受け止められず、現場を混乱させる方がときどきいます。
境界の確定は土地家屋調査士の責任で行うことですが、取引担当者として境界確定を完了しなければならないため、立会で大騒ぎされるとうんざりします。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
もともとそのような場合に備え、対応が上手な土地家屋調査士に依頼をしていますので、境界確定の結果に納得できない方に私から何か言うことはありません。ただ、「やっかいだな」と思うくらいで、真摯にお話しを伺うこともなく、さっさと立会を進めるようにしていました。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
立会の結果をなかなか受け入れられずにいる方に対して、「境界を変えることはできないのだから、受け入れるべきだ」と思っていました。ですが、アンガーマネジメントを学び、それは自分の価値観(べき)で、人それぞれの考え方や立場で価値観は違うということ、怒りの裏側には様々なマイナス感情があることを知りました。それからは、怒っている方を目前としたときにも、「やっかいだな」とは思わず、その方の怒りの裏側にあるマイナスな感情は何かを考えるようになりました。また、その方が必要としているものは何か、ご提供できるものはないかと考えるようにしています。

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
たとえ動かせない事実であったとしても、自分の価値観(べき)で決めつけず、納得できない方が十分に説明を受けられる機会を得、ケアされるような雰囲気を作っています。
このような立会もそうですが、不動産の仕事は専門家だけでなく、物件の周辺の方々のご協力がとても大切です。「やっかいだな」と思っても、売買の当事者でもない方が立会の場に来てくださったことだけでも感謝する気持ちが持てるようになりました。
さらに他人の財産を預かるという意識も高くなりました。
引っ越してくる新しい所有者のためにも円満にまとめたいと思っています。

■6)メッセージ
怒りをぶつけてくる方の、怒りの裏側にある気持ちを考え共感し、そのときできることをご提供するだけでも怒りが鎮まることがあります。冷静になることで、事実は変えられなくても、それを受け入れてもらえることもあります。自分自身の価値観(べき)にとらわれず、相手の思いに耳を傾ける、アンガーマネジメントを通して私が得られた学びです。みなさんもぜひ一緒にアンガーマネジメントを学んでイライラから開放されませんか?

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