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「具体的にどう言えばいいの?」という方に『心がラクになる言い方』

2015年10月27日

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『イライラをコントロールする! 心がラクになる言い方』安藤俊介監修 朝日新聞出版(2015)

今回は、先週出版されたばかりの新刊のご紹介です。

アンガーマネジメントの目的は「怒らなくなること」ではなく、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること」ですが、「上手に怒る」のは難しいですよね。

◆売り言葉に買い言葉にしない

たとえば、部下のことを思ってせっかくアドバイスしてあげたのに、面倒くさそうに「そこまでやる必要あるんですか?」と言い返されたら、どう上手に怒ればよいのでしょう?

あるいは、知人から「稼ぎが少ないのにそんな高級品を使っているの?」とか「女のくせに仕事ばかりしてバカじゃないの」と言われ、これは怒る必要があると思ったとき、どう言えばよいのでしょう?

そんな「売り言葉に買い言葉」になったり、「うっ」と詰まったりしがちな場面での、具体的な言い方が書かれている本です。

先ほどの例、部下から「そこまでやる必要あるんですか?」と言われた場合は、「なに面倒くさがってるんだ!」と返したくなりますが、それでは部下にそれをやる理由が伝わりません。
そこで、「そうすることでどんなメリットがあるか考えてごらん」と、考えさせる言い方をします。

また、知人に「稼ぎが~」「女のくせに~」などと言われた場合は、「どうせ稼ぎは少ないですよ!」「バカって、そっちがバカじゃない!」と言い返すか、言われたことにショックを受けて「自分は間違っているのかな・・・」と落ち込んだりしがちです。

けれども、知人の言葉は、あくまでもその人の考えに過ぎず、気にする必要はありません。
「そう思われるのはとても残念です。私のやり方はこうなんです」と言い換えます。

◆なぜダメかの理由もわかる

このように、本書には、「イライラワードを言われたらこう言い換えよう」という言い方に加え、「ついイライラワードを言ってしまいそうになったらこう言い換えよう」「心を前向きにするポジティブワード」などの、具体的な言葉が盛り込まれています。

「~言い換えよう」の章には、それぞれの言葉に、こう言われたら、「こう言ってはダメ」という、言いがちな言葉と、なぜそう言ってはダメなのかという解説も書かれています。
それらを読むことにより、よりよい人間関係構築のヒントが理解できます。

さらに、本書には「イライラをコントロールする『アンガーマネジメント』とは?」「とりあえずイライラを抑えるマジックアクション9」「イライラを解消する! 困った人への対処法」「イライラをコントロールする生活術」などの章も入っており、考え方と方法がわかるようになっています。

「上司の言うことがコロコロ変わる」「先輩がなにも指導してくれず非常に困っている」「部下が打たれ弱くすぐにヘコんでしまって困る」「小言ばかりの両親にイライラする」など、ありがちなシーンが取り上げられています。

こんなとき「どう言えばいいの?」「どうすればいいの?」という疑問に答えてくれる、役立つ1冊です。

(文・編集:川嵜昌子

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