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今回は、人間の脳と感情の役割について簡単にまとめたいと思います。脳科学的に見た「怒り」の衝動と、それをコントロールしようとする時、脳内でどんな活動が行われているのでしょうか。

解説しているのは、米国アンガーマネジメント協会代表のリッチ・フェイファー氏です。

『怒り』というのは人間の脳の中でも『原始的な脳』が活性化することによって生じます。この『原始的な脳』は大脳辺縁系とも呼ばれ、人間に進化する前の性質、つまり動物として生きるため必要な機能を持った部分です。

ここは感情が生まれる中枢で、怒り、悲しみ、恐怖などの情動と密接に関係すると言われています。そしてこの原始的な脳が衝動を基に反応すると、自分を怒らせた相手を罰したり、傷付けたり、仕返ししたりしたくなるのです。

そこでアンガーマネジメントは、この怒りに「待った」をかける方法を教えます。大脳辺縁系で衝動を感じたらすぐ行動に移すのではなく、その衝動をより進化した脳(新皮質)で考えられるように怒りをスローダウンさせます。

ここが人間と動物の脳が違う所で、私達は新皮質を使ってより理性的に、リーズナブルに、かつロジックを使って怒りをコントロールする事ができます。

フェイファー氏は続けます。
「自分と怒りの種とを乖離させるために、深呼吸し、散歩に出たりするのが効果的なのです」

特に怒りを感じた時に書く「アンガーログ」は、怒りの感情を辺縁系から新皮質へ持ってくるのに効果的なワークです。皆さんも一度試してみて下さいね。

(英文記事URL)
http://www.wbur.org/npr/146652679/america-is-angry-very-angry-why-thats-not-all-bad

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