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職場の「怒り攻撃」から身を守る

2015年08月06日

朝から上司の機嫌が悪い。
今日は近寄らないでおこうと思ったのに、後輩が上司へ不用意に声をかけてしまい、理不尽な叱責を受ける。叱られた後輩も逆ギレ。

オフィスの電話が鳴っているのに誰も出てくれない。電話を取ったら取引先からのクレームでいきなり怒鳴られた。

まったく、いい加減にしてほしい!

◆他人の怒りに振り回されないために

上司の八つ当たり、後輩の逆ギレ、クレーム対応、職場では理不尽なことも起きます。

怒鳴られて萎縮してしまったり、悪くないのに謝ったり、相手の怒りに振り回されてしまうと、相手は、怒鳴れば要求が通ると思い、怒りを助長させてしまうことがあります。

また、相手の怒りに触発されて、こちらにも怒りが沸き起こってくることがありますが、応戦してしまうと、相手の怒りの火に油を注ぐことにもなりかねません。

不機嫌、イライラが蔓延すると、その場の雰囲気が悪くなり、仕事の効率も下がります。
それにもかかわらず、不機嫌な人たちは自分が周囲に悪影響を及ぼしていることに気づいていなかったりするから厄介です。

しかし、相手に気づかせることも、相手を変えることも難しいものです。
誰かに怒りをぶつけられたとき、まずはその攻撃から自分を守りましょう。

◆バリアをつくる

不意打ちの怒り攻撃から身を守るために、自分のまわりにバリアをつくるイメージを描いてみましょう。想像をふくらませてください。
怒っている相手は、こちらに向けて怒りの火を噴いていますが、そのバリアにはね返されていくのです。

相手が怒りの砲弾を投げつけてきます。あなたは透明なライオットシールド(警察官の盾)を立てて、攻撃をかわします。
飛んできた怒りのボールをキャッチして、力任せに投げ返したりしてはいけません。

相手の怒りから自分を守ることができれば、怖がって萎縮してしまうこともなく、また、売り言葉に買い言葉で不要な発言をしてしまうこともなく、落ち着いて対応できるようになります。

◆相手を観察する

よく怒りをぶつけてくるのが上司や同僚などいつも一緒にいる人なら、その相手をよく観察してみましょう。相手の怒りのパターンがわかると予防策がみえてくることがあります。
どんな状況のときに怒るのか、時間や場所、行動や表情の変化など、観察して分析します。

「朝は機嫌が悪い」「お昼前や空腹の時は要注意」「会議の前はピリピリしている」など、タイミングがわかれば、その時間は近づかない。「この話題は怒りのスイッチが入る」とわかったら、それを避ければよいのです。

観察しているうちに、「この人が怒ったらあの人が緩衝役」「こうすれば機嫌が良くなる」というパターンもみえてくるかもしれません。

※参考文献
「この怒り 何とかして!!と思ったら読む本」安藤俊介著

(文:田辺有理子/編集:川嵜昌子