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アンガーマネジメントコーチング

アンガーマネジメントコーチング

2013年11月29日に「アンガーマネジメントコーチング」を受講した、川井克紀さんに、協会認定コーチの大山葉奈さんがインタビューしました。

大山さん

川井さんがコーチングを受けるきっかけとなったのは、当会の安藤理事の講演を聴いたことでしたよね。

川井さん

そうです。2013年1月に弊社で講演をお願いし、その後、社員の何名かに実際にコーチングを受けてもらおうということになりまして、そのコーディネート役だった私も、「せっかくだから」と受けてみることにしたんです。といっても、「怒りっぽい自分を何とかしたい」という悩みがあったわけではないんですよ。むしろ、自分はあまり怒らないタイプだと思っていたくらいで。

大山さん

私も、コーチとしてスカイプで最初に川井さんとお会いした際の印象は「あれ、なんでこの方が?」でしたね。「怒りのタイプ診断」で多少注意判定があるくらいで、基本的には、怒りの感情をご自分でコントロールできているという感じで。なので、当初は微調整のレベルで川井さんのお役に立てればというスタンスでした。

川井さん

ところが、実はそうでもなく…(笑)セッションを受けるようになってから、日々の自分の「怒り」を意識するようになったら、結構、自分が怒っていたことに気がついたんです。

私の場合、特に家庭ですね。妻や子供たちにしょっちゅうイライラしていた。「妻が朝食を作るべきだ」「子供は早く寝るべきだ」という具合に、「~すべき」という思いがすごく強くって。
さらに怒りの観察を続けていくと、それだけではなかったんですよ。実は会社でも、自分が思っていた以上に怒りの感情が出ていた。といっても、会社ですから、意識的、あるいは無意識的に表に出さないようにしていた。なので、自分で「あまり怒らないタイプ」と思っていたのでしょう。

大山さん

その意味で、しっかりとご自分の怒りをコントロールされていたわけです。ただ、セッションでお話を伺っていると、マネジメントした上で怒りを消火されているというよりも、我慢しておさえこんでいらしたという感じで…そのことに、川井さんがご自身がセッションの早い段階で気づかれて、こちらがご紹介するさまざまなテクニックに、積極的に取り組んでくださっていました。

川井さん

いろいろなテクニックを教えていただきましたよね。実際に試してみると、それぞれに効果が実感できる。よく使ったのが、「スケールテクニック」(その時々の怒りを10段階に点数化する)や、「べきログ」(「~べき」と感じたときにメモする)です。
おかげで、瞬間的には怒りを感じても、だいぶ冷静に処理できるようになりましたね。たとえば、通勤の満員電車でイラッとくることが少なくなったし、仕事でも自分の「怒りのクセ」がだいぶ見えてきて、事前に手を打つといったことができるようになりました。そうやって自分が変わっていくのがわかると、さらに「頑張ろう!」という気持ちになります。
ちなみに、「べきログ」はiPhoneのメモ機能を使ってやっていました。今も続けています。見返すと面白くて。「しょうがねえな~、オレ」って思わず笑ってしまう。

大山さん

アンガーマネジメントのテクニックは、武道や芸事でいったら「型」のようなものだと私は考えています。反復練習で「型」は、体にしっかり染み込ませれば、後から気持ちがついてくる。テクニックもそれと同じで、繰り返すことで体が覚えていき、だんだんと怒りをうまくマネジメントできるようになっていく。茶道を習っているもので、ついこういう発想になるのですが…

川井さん

私も空手をやっているので、その「型」の感覚はよくわかります。そうそう、今回、一番嬉しかったのは、セッションも終わりに近づいた頃、5歳の息子に「お父さん、最近、怒らないね」って言ってもらえた時ですね。
さっきも言いましたが、家庭でイライラしがちで、子供に対してきつい口調になることも多かったんですよ。「早く寝ろ!」とか「片付けろ!」とか。アンガーマネジメントのテクニックをいろいろと試すようになってからは、それが減っていきました。それよりも、子供が行動するように、環境を整えることを考えるようになった。どうせ怒ったところで、子供はいう事なんて聞いてくれませんからね。

大山さん

私も、そのお話を伺った時、とても嬉しくて。一番身近にいるお子さんが、お父さんの変化を感じて、わざわざそれを言葉にしてくれた。それくらい目に見える変化があったということですからね。
さらにそれは、セッション最後のタイプ診断の数値にも、しっかりと表れていて…

川井さん

実は、すでに自分の変化をかなり実感できていたので、診断結果の数値にはあまりこだわっていなかったんですよ。でも、実際に、自分がいい方向にいっているのが数値で示されると、やはり嬉しいもので。

大山さん

特に怒りの強度(怒りの強さ、程度の激しさ)が下がっていましたね。

川井さん

ええ。以前、「時々、瞬間湯沸かし器になることがある」と指摘されたことがあったので、これは自分でも「やった!」と。

大山さん

三ヶ月10回のセッションを受けられて見て、いかがでしたか? コーチングそのものが初めてだったと伺いましたが…

川井さん

そうですね。切実な悩みがあってというよりも、好奇心で始めたという感じでしたが、私自身、たくさんの気づきがありましたね。実は結構怒っていたことがわかったり。そして、そうやって気づけたことで、「こうなりたい」という目標ができ、大山さんにサポートしていただきながら、そこに近づけていけた。3カ月という短い期間で自分がどんどん変わっていけるのが面白かったですね。受けてみて本当によかったなと思っています。

大山さん

ありがとうございます。「コーチ」は「ティーチャー(先生)」ではないので、クライアントの方に「何かをしてさしあげる」というスタンスではありません。クライアントご自身に「こうなりたい」という思いがあり、それがなるべく早く実現できるようにお手伝いをする立ち位置。
その意味で、「コーチが何とかしてくれる」という思いで受けられた場合は、あまり効果は期待できないかもしれません。逆に、ご本人に「変わりたい」「目標を実現したい」という思いがあれば、コーチングは非常に高い効果が得られると思います。

川井さん

それは大山さんとのセッションで感じました。決して、手とり足とりではない。ほどよい距離感。ご紹介いただくテクニックについて強制はしない。自分がやってみたいものをやってくださいというスタンス。そして、やったものに対しては、適切にできているのかをフィードバックしてくださる。それによって、テクニックを確実に自分のものにしていける。そうやってサポートしてくださったからこそ、よりスムーズに私自身、いい具合に変わっていくことたできたのだと思っています。
もちろん、まだまだ100%怒りをマネジメントできているわけではありません。今後も定期的に、メンテナンスを兼ねてコーチングを受けたいと考えています。よろしくお願いいたします!

大山さん

こちらこそ、よろしくお願いします!