本セミナーについて
4月18日(金)14時より、当協会代表理事 戸田久実登壇の無料オンラインセミナー「カスハラか正当なクレームか?今すぐ始めるカスハラ対策と対応基準」を開催します。
今月2025年4月、東京都・北海道ではカスタマーハラスメント(カスハラ)対策の条例が施行されました。
また先月、厚生労働省は、カスタマーハラスメントの防止に向けた雇用管理上の措置を企業に義務付ける労働施策総合推進法などの改正法案を通常国会に提出しました。これにより、企業は従業員を守るための対応基準を明確にし、適切な対策を講じることが求められています。
2025年は「カスハラ対策元年」と呼ばれており、多くの民間企業がカスハラに対する独自の指針やマニュアル作成、教育・相談体制の整備等の取り組みを強化し始めています。
このような各団体の対応策が日々報道される中、当協会にもアンガーマネジメントの理念を活かしたカスハラ対策の企業研修開催のお問い合わせも多く寄せられています。
「怒り」がベースとなるカスハラとアンガーマネジメントは繋がっていると、当協会では考えています。
対策の一環としてアンガーマネジメントの考え方、トレーニングを活用し、怒りという感情への理解を深めることができれば、不当な要求を冷静に対処する力が身につきます。
本セミナーでは、自社の従業員を守るためにカスハラ対策の導入を検討している企業の方に向けて、具体的な対応方法を当協会代表理事 戸田久実がお伝えします。
本セミナーでは、法改正を踏まえた最新のカスハラ対策や、企業が定めるべき対応基準について具体的な事例を交えながら解説します。人事担当者やカスタマーサポート部門の責任者の方にとって、実務に活かせる内容をお届けします。
- 2025年4月の条例施行・法改正の概要
- 企業の対応義務と求められる基準
- 「クレーム」と「カスハラ」の明確な違い 等
セミナーの内容
こんな方におすすめ
自社にカスハラ対応マニュアル等の対応策を導入検討している人事ご担当者
従業員や自社を守るため、カスハラ対策研修に興味がある研修ご担当者
カスハラをされた経験がある、またはされやすい職種で対応方法にお悩みの方
コメント
代表理事 戸田久実コメント
クレーム、カスハラの背景にある「怒り」を理解しつつ対応できるかがカスハラ対策の大きな鍵になります。怒りに振り回されることなく、正当なクレームかカスハラなのか適切な仕分けができること、さらに相手と対等に向き合い毅然とした対応ができることは従業員を守り、組織として健全な職場作りにも繋がります。
さらにカスハラを受けた経験のある従業員が顧客側になったときに、その怒りを再現してしまうというカスハラの連鎖も問題になっています。この連鎖を断ち切るためにも、アンガーマネジメントを身につけることが組織、個人にも求められていると考えています。
このセミナーが皆様の現場に活かせるヒントになれば幸いです。
- 適切なクレームかカスハラかを冷静に仕分ける力を身につける
- 相手の怒りの背景に目を向けた適切な対応ができる
- 従業員自身が感情と上手に付き合うスキルを持つことで、怒りという感情への理解を深め、耐性を上げることができ、他者への怒りにより自分の心が疲弊するのを防ぐことができる
アンガーマネジメントがカスハラ対策に有効な理由
アンガーマネジメントの考え方やスキルを活用し、怒りに振り回されず、開催概要
開催日時 | 2025年4月18日(金) 14:00 – 15:00 |
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開催形式 | Zoomオンラインセミナー |
主催 | 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 |
登壇者 | 戸田 久実(一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会 代表理事) |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名(先着順) |
申込締切 | 4月17日(木) 23:59 |
登壇者

戸田 久実(とだ くみ)
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事
アンガーマネジメントコンサルタント
大学卒業後、株式会社服部セイコー(現セイコーグループ株式会社)にて営業、音楽系企業にて社長秘書として勤務。研修講師、コンサルタントとして民間企業、官公庁の研修、講演の仕事を歴任。講師歴は32年。登壇数は4,500を超え、指導人数は22万人に及ぶ。
「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「インストラクター育成」などをテーマに対象は新入社員から管理職まで幅広い。
パワハラ防止のために適切な指導、叱り方、そして1on1においての効果的なフィードバックができるようになるため、カスハラ対策につながるクレーム対応や心理的安全性実現においても活用したいと、多岐にわたる要望やご相談を受け対応している。著書は中国、韓国、タイ、台湾でも翻訳出版され、累計25万部を超える。