2025年4月1日、東京都で、「カスタマーハラスメント防止条例」が施行されました。
この条例は、働く人々の心身を守るための法制度として大きな注目を集めており、企業にとってもカスハラ対策の強化が急務となっています。

同条例では、カスタマーハラスメント（以下、カスハラ）を「従業員の心身の健康を損ない、事業運営に深刻な悪影響を及ぼすもの」と位置づけ、社会全体での予防と対応が求められています。
これにより、企業には従業員を守る体制整備や教育の強化、安全配慮義務の履行が一層求められるようになっています。

その有効な対策の一つとして今、注目されているのが「アンガーマネジメント」の活用です。
アンガーマネジメントは、怒りの感情と上手に付き合う心理トレーニングであり、理不尽な要求や不当な言動に直面した際にも、冷静に対応する力を育てます。
また、対応する従業員自身が過度に傷つかず、自尊感情を保つことにもつながります。

本セミナーでは、当協会ファウンダーであり日本におけるアンガーマネジメントの第一人者である安藤俊介が登壇。
カスハラの構造と心理的背景を解説しつつ、現場で実践できる対処法や、企業が取り組むべき体制づくりについて、わかりやすく紹介します。

2024年に開催した初回配信は大きな反響をいただき、その要望に応える形でして再配信が決定しました。
人事・労務・教育担当の皆さまをはじめ、サービス提供現場で日々対応にあたっている方々にとって、実務に直結するヒントが得られる内容です。ぜひこの機会にご参加ください。