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2023年06月07日

お知らせ

第1回「アンガーマネジメント経営賞」表彰式を開催いたしました


この度、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は「アンガーマネジメント」を共通言語として、お互いの人権を尊重し、ハラスメントや差別のない職場を目指す企業が世の中にあふれることを目指し、表彰制度「アンガーマネジメント経営賞」を創設いたしました。

そして2023年6月6日(火)、受賞企業を表彰する授賞式を開催いたしました。

 

「アンガーマネジメント経営賞」とは

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、全従業員が多様性を受け入れ、お互いの人権を尊重することで、あらゆるハラスメントや差別のない健全な職場環境の実現を目標とし、その実現に向けて取り組みを推進している企業・団体に5つの観点から「アンガーマネジメント経営賞」を本年度より顕彰。業界の発展への貢献を目指します。

そして本日 6 月 6 日(火)、「アンガーマネジメントの日※」の記念日に第 1 回「アンガーマネジメント経営賞」表彰式を開催し受賞企業を発表しました。

※アンガーマネジメントの日
・・・2015年、一般社団法人日本記念日協会に「アンガーマネジメントの日」の記念日として正式認定されました。

 

| 5つの観点

■ビジョン・方針
経営理念・経営ビジョン・中期計画などに従業員の人権尊重・ダイバーシティの確立・ハラスメントの防止に関するビジョン・方針をかかげている。
■人権尊重
国籍、年齢、性別、職位などに関係なく、企業で働くすべての従業員および役員が、それぞれの価値観を尊重し、企業運営に反映できる環境がある。
■組織風土
従業員は想いを持って企業活動に携わり、お互いを尊重しながら、意欲的に働ける風土がある。
■教育
職場において適切な「行動変容」を促すための教育のしくみが整備され、研修や学習機会が継続的に設定・実施されている。
■しくみ・制度
経営理念・経営ビジョンの実現に向けた施策として、社内におけるしくみ・制度・規定が具備されている。

【代表理事 安藤俊介より】
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、「怒りの連鎖を断ち切ろう」の理念のもと、社会課題の解決に取り組んでまいりました。

「怒り」の感情をきっかけとして発生する様々な問題の解決は、人と人が集まる「企業・団体」においても、非常に重要な課題の一つです。

「アンガーマネジメント経営賞」は、ハラスメントを正しく理解した上で全ての従業員が多様性を受け入れ、お互いの人権を尊重し差別のない職場を目指す、そのような活動に取り組まれている企業を表彰するものです。

今後も上記取り組みを通じ、「アンガーマネジメント」が共通言語として企業における人権尊重等に寄与できれば幸いです。

 

受賞企業一覧

第1回「アンガーマネジメント経営賞」の受賞企業は以下の通りです。

【アンガーマネジメント経営賞 大賞】

セイコーエプソン株式会社

【アンガーマネジメント経営賞】

秋⽥海陸株式会社

伊藤忠エネクス株式会社

 

「アンガーマネジメント経営賞」ロゴについて

本アワードのAngermanegement Business Leadership Awardの頭文字「ABA」をモチーフにしたカワセミ。
カワセミは海岸や河岸に巣をつくり、卵を返すことから古来より風波を鎮めると信じられています。
英国では伝説の鳥「Halcyon(ハルシオン)」として神話にも登場し、一般に平穏・平和・幸福の前兆の象徴となっています。
この鳥が「アンガーマネジメント」を共通言語として、ハラスメントのない平穏な場を創り出す、そのような想いを込めてロゴにしています。