2018年04月05日
「春の全国交通安全運動」を前に『ロードレイジ撲滅プロジェクト』を始動!海老名SAに啓発グッズを配布、運送会社などの車にも貼付
ロードレイジ撲滅キャンペーン協力、賛同企業募集のご案内
「秋の全国交通安全運動」期間に向けて、ロードレイジ撲滅キャンペーンにご賛同いただける企業、団体様を募集しています。ロードレイジ撲滅のためのステッカーを車にはったり、ブックレットを配布していただくことにご協力いただける企業、団体様はサイト右上のお問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。一緒にロードレイジ撲滅を進めて、みんなが運転しやすい社会にしていく活動ができれば幸いです。よろしくお願いします。
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会が「春の全国交通安全運動」を前に
『ロードレイジ撲滅プロジェクト』を始動!
海老名SAに啓発グッズを配布、運送会社やタクシー会社などの総台数300台にも貼付

株式会社アシストのタクシー

海老名SAの無料配布の様子

株式会社ハーツのトラック
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区、代表理事:安藤俊介)は、2017年6月に発生した東名高速の追い越し車線事故をきっかけに大きな社会問題となった、ロードレイジ(自動車走行中における、あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)の撲滅を目的とした『ロードレイジ撲滅プロジェクト』を発表し、2018年4月6日~15日までの「春の全国交通安全運動」を前に本格始動しました。
4月1日からは海老名SA(サービスエリア)下りに、ロードレイジ撲滅のためのブックレット、車両に貼り付けるマグネット
ステッカー各500部を設置、配布しています。また、本プロジェクトへの賛同を得、株式会社ハーツのトラックや、株式会社アシストのタクシー、株式会社ファインシードが展開する東京キャンピングカーレンタルセンターなどへの導入も決定し、それぞれが所有する車輛総台数300台にマグネットステッカーが貼付されています。
本プロジェクトは「全国からロードレイジをなくしたい!」という日本アンガーマネジメント協会の思いを実現するため、
運転する方はもちろん、運転しない方にも手に取っていただける、運転におけるアンガーマネジメントのポイントをまとめた啓発グッズの作成、全国配布によって“怒り”による危険運転撲滅を目指すクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/angermanagement)を2018年1月から30日間実施。目標額の170万円に対し、総勢243名
から総額2,107,000円の支援が集まり、目標を達成。目標額が集まったことにより、本プロジェクトの実施が決定しました。
東名高速の追い越し車線事故をきっかけに、あおり運転などが含まれるロードレイジに対して社会的な関心が集まりました。ロードレイジは日本でも以前からある問題であり、2016年の1年間で7,000件以上あおり運転が摘発されています。
アメリカではロードレイジの加害者に対しては裁判所からアンガーマネジメントを受講するよう裁判所命令が出ることもあり、それだけ車の運転と怒りの感情には深い関係があると考えられています。同協会代表理事の安藤俊介(あんどう しゅんすけ)は、「アンガーマネジメントで怒りの感情と上手に付き合うことができるようになれば、ロードレイジはなくなり、二度とこのような痛ましい事件が起きることはなくなる」と考え、ロードレイジの危険性や車の運転中における怒りの感情のコントロール方法について啓発したいという思いから、本プロジェクトを立ち上げました。
『ロードレイジ撲滅プロジェクト』では、誰もが加害者、被害者になり得るロードレイジを未然に防ぐため、全国の高速道路サービスエリアや教習所などにロードレイジ撲滅のためのブックレットを配布、車両に貼り付けるマグネットステッカーを
制作します。ブックレットには、ロードレイジとは一体どのようなものなのか、ロードレイジに遭遇した場合にはどうすれば
よいのか、ロードレイジを未然に防ぐためにどのようなことに気をつけておけばよいのか、怒りの感情と上手に付き合うためのアンガーマネジメントのヒントなどを記載します。マグネットステッカーは、『ロードレイジ撲滅プロジェクト』に参加していることを表明し、他の車に注意喚起を促します。このマグネットステッカーを貼る車が増えれば増えるほど、社会にロードレイジをしてはいけない、ロードレイジを防ごうという意識を広げることができます。

2017年6月に発生した東名高速の追い越し車線事故をきっかけに、大きな社会問題となったロードレイジだが、現在も同様の事件・事故が後を絶たないため、同サービスエリアで本プロジェクトを導入することとなった。

今回、本プロジェクトに賛同、同社が所有するタクシー245台にマグネットステッカーが貼付されている。

同社が所有するトラック20台にマグネットステッカーが貼付されている。

キャンピングカー32台にマグネットステッカーが貼付されている。

■ 運営サイト: READYFOR(レディーフォー)
■ ファンド形式:購入型
■ 募集期間:2018年1月24日(水)~2月23日(金)の30日間
■ プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/angermanagement
【アンガーマネジメントとは】
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立され、現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています。
2001年頃より、アンガーマネジメントの社会での必要性がより高まり、プログラムの普及が急激に加速しました。現在アメリカ国内では、1,500名以上の認定ファシリテーターが所属するナショナルアンガーマネジメント協会(National Anger Management Association)をはじめ、アンダーソン・アンド・アンダーソン(Anderson and Anderson)やMFTNY(Marriage and Family Therapy of New York)などが組織されており、ビジネスパーソン、政治家、弁護士、医師、スポーツ選手、俳優など、職業にとらわれず、実に様々な人達が、よりよい生活や人間関係を手に入れるために「アンガーマネジメント」を取り入れています。
怒りの根本には、実は様々な感情が隠されています。その感情が何なのか?自分の怒りが起こる原因は一体どこからなのか?アンガーマネジメントを学ぶ事によって、自分自身の怒りを理解し、コントロールしたり、癒したり、ポジティブなものへ変換させたりすることができます。それにより、自分の中でたくさんの変化が生まれ、感情がさらに豊かになり、職場での問題解決や夫婦や友人、人間関係全般、自分の周りに関係するあらゆる物事に良い循環が生まれるようになります。
近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場などで導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会(アメリカ)の日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を社会に浸透させています。
【一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会】
法人名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
代表者:代表理事 安藤 俊介
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階
安藤 俊介(あんどう しゅんすけ)
怒りの感情コントロール専門家。怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。
ニューヨークで働いていた際、イライラ、怒りに振り回される自分に苦しんでいたところ、「アンガーマネジメント」に出会う。怒りを理解し、うまくマネジメントする手法を実践するうちに、自分自身が生まれ変わったことを実感する。世界で15人しかいない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一登録されている。
【厚生労働省「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任】
2017年4月、厚生労働省は、職場のパワーハラスメント防止対策を強化するための方策の検討を行うため、有識者や労使関係者からなる「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の設置を発表し、当会代表理事の安藤も委員に就任した。
「職場のパワーハラスメント防止対策」は、働く方々が健康で意欲を持って働く上で重要な課題で、今年3月に決定した「働き方改革実行計画」(働き方改革実現会議決定)においても、「労働者が健康に働くための職場環境の整備に必要なことは、労働時間管理の厳格化だけではない。上司や同僚との良好な人間関係づくりを併せて推進する。このため、職場のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労使関係者を交えた場で対策の検討を行う」とされたことを踏まえ、厚生労働省はこの検討会を設置することになった。
【メディア出演実績】
TV :NHK「おはよう日本」、日本テレビ「NEWS ZERO」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、日刊スポーツ、夕刊フジ 等
雑誌:AERA、PRESIDENT、クーリエジャポン、anan、MORE、BAILA、美的、UOMO、GQ JAPAN、ALBA 等
【アンガーマネジメント 導入実績】
企業:三井物産株式会社、野村証券株式会社、スカイマーク株式会社、SMBCコンサルティング株式会社 等
教育関連:東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、奈良県教育委員会、埼玉県立飯能南高校 等
アスリート:片山晋呉(プロゴルファー)、前園真聖(元プロサッカー選手) 等