企業研修事例
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セイコーグループ株式会社

役職や関係性に関わらず誰もが敬意とリスペクトを持つ企業風土へ。 アンガーマネジメントでコミュニケーションの質を向上。

会社名
セイコーグループ株式会社
タグ
  • コミュニケーション
  • 心理的安全性
  • 組織づくり

課題/目的

長年培ってきた伝統と信頼を守る企業文化と新たな社会課題に革新的なソリューションを提供していく文化が共存する中で、多様なバックグラウンドを持つ社員同士が自由闊達に議論できる心理的安全性の高い組織風土づくりを目指し、組織を牽引するグループ幹部に対するアンガーマネジメント研修を導入。

研修メニュー

・社員向けアンガーマネジメント パワーハラスメント防止研修

受講後の変化

・無意識の対応に気づき、他者尊重の関わり方を再確認
・自身の言動を振り返る自省の姿勢と、前向きな意識変革
・感情コントロールへの理解促進

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セイコーグループについて

1881年の創業以来、伝統と革新をベースに世界をリードしてきたセイコーグループ。

変化の激しい時代においても「社会に信頼される会社であること」という企業理念のもと、培ってきた技術をベースに様々な社会課題に対応するべく、多角的に事業を展開しています。

同グループは、人材開発や多様性の向上、組織風土づくりに積極的に取り組み、社員の働きがいを高め、イノベーションの創出を通じて、グループ一丸でさらなる成長を目指しています。

今回は、セイコーグループ様の組織風土改革を支えるコミュニケーション活性化の取り組みについて、セイコーグループ株式会社 専門役員 次世代リーダー開発室長 兼 グループHR戦略部長の浅見様、セイコーソリューションズ株式会社 経営企画統括部 統括部長の末次様にお話を伺いました。

 

「社会に信頼される会社であること」という企業理念のもと、本質的な多様性を追求。

貴社の企業理念にもある、「社会に信頼される会社であること」のために、社内のコミュニケーションや組織文化において、特に大切にされていることは何でしょうか。

SEIKOというと時計をイメージされる方も多いかと思いますが、実は、時計以外にも電子デバイスやシステムソリューションなど多様な事業を行う企業が集まってグループが形成されています。

特に近年はシステム事業を中心に様々なバックグラウンドを持つ企業がグループにジョインしていることもあり、グループ横断でのシナジーを最大化するために、人や組織間の接点を増やし、コミュニケーションの活性化や人的交流を促す施策や環境づくりに注力しています。

創業145周年を迎えた今、さらに150年、160年と続いていく未来を見据えたとき、グループがより環境変化に強くなり、サステナビリティを向上させていくためには、会社間の垣根を越えた交流とコミュニケーションの活性化が持続的な成長の基盤になると考えています。

同時に、より強い組織づくりのために、多様性の推進にも向き合っています。
役員クラスや上級管理職におけるジェンダーバランスなどの表層的な多様性の課題は確かにありますが、私たちが重視しているのは、経験やバックグラウンドを背景とした価値観や意見の多様性という本質的な課題です。
異なる意見や多様な価値観を互いに認め合い、受容できるコミュニケーション基盤こそが、企業のサステナビリティを高める強い組織のあり方だと考えています。

 

「距離が近い」からこそ必要な、丁寧でリスペクトのある関わり方

貴社はプロパー社員も多く、離職率も低いこともあり、長く一緒に働く社員様が多いと伺いました。「お互いの関係性に関わらず、敬意とリスペクトのある関わり方を意識しよう」と考えられた背景についてお聞かせください。

当社グループには、新しいバックグラウンドを持つ仲間が増えていく一方で、役員や幹部層を始めとして社歴が40年におよぶベテラン層も多く在籍しています。
この高い同質性は、結束力が強く高い実行力を発揮する反面、甘えや馴れ合いも生じやすく、新たな挑戦や異なる考え方に対してネガティブになる側面もあります。

コミュニケーション面でも、当事者同士にとっては勝手知ったる仲としての「いつもの表現」であっても、新しく入ってきたキャリア採用社員や若手社員の目には、時に乱暴で威圧的に映ってしまい、心配する声が聞かれることもありました。

当社のグループ人材戦略の基盤活動として「人権の尊重」を掲げていますが、どんな関係性であっても相手に対する敬意と人権を尊重することが、当社グループ社員全員に求められる最も重要な行動であると考えます。自らの無意識下における言動を振り返り、行動から変えていくアプローチが必要であると考え、今回の取り組みを行うこととしました。

 

役職者層のコミュニケーション改革とアンガーマネジメントへの注目

特に役職者層の皆様が、ご自身のコミュニケーションをより良くアップデートする契機として、なぜ「アンガーマネジメント」に注目し、弊社を選んでくださったのでしょうか。

以前からアンガーマネジメントの考え方や講師である戸田先生の知見に注目をしていました。

役職や担当職務に関わらず、相手を一人の人間として、同じグループの仲間として敬意を払い、異なる意見であっても尊重する姿勢は、日ごろの言動に表れますし、まさに組織内でパワーを持つ役員層こそが、確実に実践していく必要があると考えています。
その第一歩として、自らの行動から気づきを得て、自発的な変容を促すアプローチをとっているアンガーマネジメント研修の実施は有効であると判断し、年に2回、グループの役員が一堂に会する会合にて実施しました。

私も研修をオブザーブしました。研修において「怒りの感情」を否定するのではなく、「怒りの感情をどのようにコントロールするか」が大切であると定義されていました。
「分かっているつもり」になりがちなこのテーマを、専門的な第三者から客観的に示される機会は非常に新鮮でした。
これこそが、まさにセイコーソリューションズが抱えているコミュニケーション課題と深く親和していると確信し、すぐに社内に持ち帰り、同社でもマネジメント向けの研修テーマとして導入を決定しました。

 

自省から生まれた前向きな変化

実際に研修を終えて、受講者の皆様の反応はいかがでしたか?現場での具体的な「言葉の変化・行動の変化」などがあればぜひお聞かせください。

研修実施後、参加者からは「無意識のうちに周囲に対して威圧的とみられる言動をしていたかもしれない。気をつけたい。」といった自省を含む非常に前向きな評価を得ることができました。

また、「周囲の若手社員たちからどう見えているか」という客観的な視点を理解できたという意見も挙がっています。

講師をお願いした後で知ったことでしたが、戸田先生と当社グループに深いご縁があったということも、受講者のセミナーに対する「耳の傾け方」に大きくプラスの影響を与えてくれました。この心理的な親近感も学習効果を高める上で、非常によく作用したと感じています。

役員クラスでの気づきがトリガーとなり、「部長クラスなど、より実務に近い管理職層にもこの研修を展開したい」という要望が上がるなど、良い波及効果が生まれています。

 

日本アンガーマネジメント協会の評価と今後の展望

研修内容やサポート体制について、ご評価いただいている点がございましたら教えてください。

セイコーソリューションズで実施した研修においても、戸田先生のお力もあり、受講者にしっかり響くセミナーだったと感じています。
コミュニケーションにおけるテクニカルな部分も分かりやすい解説により、受講者が自分事として捉えやすいカリキュラムの設計となっていました。

今後の展望としては、日常のコミュニケーションの中に「アサーション」や「アンガーマネジメント」を共通言語としてしっかりと定着させ、長期的なカルチャー醸成に落とし込んでいく予定です。

その実現にあたって、専門的な知見に基づいた第三者的な視点から組織を診断し、「さらにここを改善すべき」という客観的なアドバイスをいただける存在は不可欠であると感じています。

日本アンガーマネジメント協会様や株式会社レビックグローバル様には、引き続き実践的なご支援をお願いしたいと考えています。

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アンガーマネジメントプログラムのご案内

企業内におけるアンガーマネジメント研修に関するご案内です。

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