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◆日本の離婚率は意外に高い

日本では3組に1組が離婚していると言われています。それも20代〜30代の若い世代の離婚率が年々上昇傾向にあるようです。
さまざまな要因があると思いますが、昔に比べて世間が離婚に寛容になっているからとか、夫婦でいることの重要度が下がってきているからとか、価値観の多様化などが挙げられます。
私(濱崎)はカウンセラーとして、長年夫婦関係の修復に向けたカウンセリングをしてきました。夫婦がずっと仲良く暮らすために、アンガーマネジメントはとても役に立つと実感しています。
今日は、夫婦円満のためのアンガーマネジメントについてお話しします。

 

◆イライラの原因って?

不仲なご夫婦が口々に主張することをまとめてみると…そう「価値観の相違」。
価値観って、例えばこんなこと。
「夫は育児に参加するべき」
「週末はゆっくりさせてくれるべき」
「家計は私(妻)に任せるべき」
誰しもが十人十色、様々な「べき」を持っています。

例えば・・・
育児にはもちろん参加したいけど、パパだと泣かれることもある…
そんな時は子どものためにも変わって欲しい・・・そんな夫の言い分に対して
ママだって、まだ新人。体調悪くても泣きたくても誰とも交代できないのだから
あなたも(弱音吐かずに)頑張ってよ!!とイライラする妻。
どちらの言い分もよく分かりますよね。

日本アンガーマネジメント協会では、怒りの正体についてこのようにお伝えしています。
【自分が信じている「べき」が目の前で裏切られたときに怒りが生まれる。】

そうなんです。
夫にイライラする妻には「夫は、子どもが泣いても面倒をみるべき」という「べき」があったのでしょう。それで夫に対してイライラしていたのです。
反対に夫は、泣かせ続けるのは可哀想なので「泣き出したら妻に交代するべき」という「べき」があったかもしれません。こういった「べき」のすれ違いから夫婦問題は発生しています。

 

◆べきの違いを埋めてみる!

実は夫婦間で共通している点もあるのです。
それは「子どもに愛情をかけるべき」「健やかに育てるべき」などです。
しかし、大切な子どもを育てることに一生懸命になりすぎて、喧嘩になっていては本末転倒。
そのためにも、互いの「べき」の違いを理解して、違いを埋めていくことを考えてみましょう。

まず相手の「べき」を「なるほど、そういうべきもあるよね。」と受け入れてみてください。
次は100点満点ではないけれど許そうかな…という及第点(ギリギリ合格ライン)を、お互いに見つけていきましょう。
その時使うキーワードとして「せめて」とか「少なくとも」を使うと効果的。
先ほどの例であれば「やることが終わったら交代するから、せめて10分は面倒見ていてね」と伝えれば、夫の態度も違ってくると思います。

 

「価値観の相違」は夫婦喧嘩の理由として一般的ですが、自分と相手の「べき」が理解できるようになると、相手の気持ちが見えてきたり、自分の気持ちを上手に伝えることができるようになります。今よりずっと二人に笑顔が増えることでしょう。
詳しくは、当協会の各種講座当協会理事・講師が執筆している書籍で学ぶことができます。

 

大切な家族の笑顔のために、まだまだ続く二人のために、そして自分の未来のために・・・
Let’s アンガーマネジメント!

 

文:濱崎明子(アンガーマネジメントキッズインストラクターマスタートレーナー)