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暑かった夏も終わり、気候もずいぶん過ごしやすくなってきました。
秋といえば、行楽の秋、スポーツの秋、紅葉の秋、芸術の秋、読書の秋。もしかすると、食欲の秋を一番に思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
楽しいイベントが増える秋なのに、その一方で、イライラすることが増えると言われる方もおられます。

◆秋にイライラが増えるのは?

秋は夏に比べると、昼間の日照時間が短くなりますし、昼夜の気温差が大きくなります。また、夏の「暑さ疲れ」が出やすく、自律神経のバランスやホルモンバランスの崩れ、免疫力の低下などからイライラすることが増えたり、体調の変化が現われたりしやすい季節でもあります。

◆どうしてイライラするの?

以前に、当コラム「怒りの対処法を学ぼう 自分の「べき」は他人と必ずしも一緒ではない」で、なぜ私たちはイライラするのか?イライラする正体についてご紹介しました。

私たちは、自分が「○○するべき」「○○するべきではない」と思っていることと、現実のギャップが生じた時に、怒りを感じるのです。

たとえば、次のようなケースです。
・職場で顔を合わせた方にあいさつをしたけれど無視されてしまった
『あいさつをするべき』
・仕事をたくさん抱えていて忙しい時に、「これ急ぎの仕事だからすぐにとりかかって」と言われた
『仕事の依頼をするときは相手の状況に配慮するべき』
・誰かと話をしていたときに、「言葉遣いが間違っている」と思った
『尊敬語・謙譲語・丁寧語は正しく使い分けるべき』

日常のイライラに加えて、イライラしやすい季節でもある秋本番。注意したいのは?

◆イライラと食欲の秋を結びつけない

秋の味覚といえば、松茸、サンマ、秋鮭、秋なす、銀杏、栗、さつまいも、梨、柿など思い浮かべるだけでワクワクします。旬の食材は、最も栄養価が高い時期に収穫されるので、体に良いと言われています。

そんな食欲の秋だからこそ気をつけたいのは「食べることをストレス解消の手段にしない」こと。

ストレス解消においしいものを食べていると、暴食につながり、胃腸の調子に変化が現われたり、秋太りの原因になったりする場合もあります。

食欲の秋だからこそ、体によい食材をおいしく適度に味わい、十分な睡眠をとり、日常からのイライラ対策にアンガーマネジメントのテクニックを活用してはいかがでしょうか?
読書の秋に「イラッとしない思考術」もお勧めです。

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子