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腹が立っても怒れず、怒りを我慢していることありませんか?

2015年11月17日

本当は腹が立っているのに怒れない。あるいは、怒らないよう我慢している。表面上は何事もなかったかのように振る舞い、何も言わない、ということはありませんか?
そのような「私は怒りを出さない」「出せない」という人も増えているようです。

そして、「私は、怒りは我慢して出さないようにしているので、アンガーマネジメントは必要ありません」という方もいらっしゃいます。けれども、怒りを我慢するのがアンガーマネジメントではありません。
怒っていいのです。アンガーマネジメントは、怒らない人になるのではなく、怒る必要のあることは上手に怒るようにするものです。

◆怒らないと変わらない

怒らないと、相手に自分の気持ちや考えが伝わりません。自分が受け入れたくないことや問題だと思うことも、相手にわからないままなので、状況が変わりません。

伝えないと、やりたくないことをやることにもなり、ストレスもたまります。
そして、ストレスのはけ口として、物に当たって壊したり、TwitterなどのSNSに書いたりしたことが、後で問題になることもあります。

匿名だから自分だとわからないだろうと思っていても、書いてあることの内容、状況から、関係者が読むと案外わかってしまうことも少なくありません。
自分は独り言のつもりでも、公開されていると、不特定多数の人が読むことができ、思ってもみなかった事態につながることもあります。

また、ストレスを発散できず、怒りの気持ちをどんどん自分の心のなかに封じ込めていくと、心の病気にもなりかねません。

◆なぜ怒れないのか?

怒りを表わせない理由として、「怒ることはよくない」と思っていること、また、相手との人間関係を壊したくないという気持ちが挙げられます。こちらが怒りをあらわにすることで、相手に嫌われたり、面倒なことになったりしないよう、我慢してしまうのです。

これまで、親しい人や周りの人に怒りをぶつけて、気まずくなったり、こじれたことがあったりする場合、自分が我慢すればよいと思ってしまいます。

職場の場合は、パワハラやいじめだと思われたら困るという気持ちや、理解のある人、寛大な人と思われたいという心理もあるでしょう。

また、怒りたくても、どう怒っていいのかわからない、ボキャブラリーが少なく、うまく伝えられないこともあります。

◆「上手に怒る」ようにする

怒る目的は、自分がしてほしいこと、してほしくないことを相手に伝えることであり、怒鳴ったり、感情をぶつけたりすることではありません。

気持ちは怒っていても、それをどう表わすかという態度や、行動は選べます。

怒らない、怒れないという人も、怒りを全部飲み込み、何も言わないのではなく、言う必要があることは伝える方向で考えてみましょう。
どう言ったら相手に伝わりやすいか、言い方を考え、ボキャブラリーを増やすようにしましょう。
「怒らない」のではなく、「上手に怒る」ようにしてみてください。

(文・編集:川嵜昌子