プレスリリース

2017年06月01日

マツコ・デラックスさん3年連続“怒られたい著名人”第1位に!「6月6日アンガーマネジメントの日」を前に“怒り”のビッグデータを発表!


6月6日“アンガーマネジメントの日”
を前に、全国1000人を調査対象とした“怒り”のビッグデータを発表!
この人になら「怒られたい著名人」第1位は、
マツコ・デラックスさんが堂々の3連覇!
約80%の人が普段から怒りを感じているのにも関わらず
約75%の人が怒りを溜め込んでしまうことが判明!


 怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区、代表理事:安藤俊介)は 2015年より、6月6日を「アンガーマネジメントの日」と制定。一般社団法人日本記念日協会によって記念日として正式認定されています。この6月6日の記念日を前に、当会では日本全国の10代~60代までの老若男女1000人を対象に『怒り』に関するアンケート調査を実施しました。

 結果、この人になら「怒られたい著名人」第 1 位は2015年、2016年の調査に続き、3年連続でマツコ・デラックスさんが選出されました。
 また今回、併せて出題した「怒りを感じることはありますか?」という質問には、約24.2%の人が「よくある」、約55.2%の人が「まぁまぁある」と回答。一方、「怒りをどんな行動で表すことが多いですか?」という質問には、約39.4%の人が「行動で表さない」、約35.8%の人が「黙る」と回答。つまり、約80%の人が普段から怒りを感じているのにも関わらず、約75%の人が怒りの感情を上手く表現できずに溜めこんでしまうことが初めて明らかになりました。詳しい調査結果に関しましては、下記をご覧ください。

■マツコ・デラックスさんが3年連続で「怒られたい著名人」第1位に選出!

怒られたい著名人は誰ですか?5名までお答えください(複数回答)
第1位 マツコ・デラックス 260票
第2位 松岡修造 121票
第3位 タモリ 92票
第4位 北野武 62票
第5位 天海祐希 44票
第6位 松本人志 32票
第7位 水卜麻美 28票
第8位 志村けん 26票
第9位 内村光良 22票
第10位 有吉弘行 21票

【6月6日はアンガーマネジメントの日 記念日の由来】
ニューヨークに本部を置くナショナルアンガーマネジメント協会唯一の日本支部である一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、理念である「怒りの連鎖を断ち切ろう」という想いを伝えることが目的です。怒りの感情のピークが「6」秒であることと、怒りを日本では「ムカムカする」と表現することもあるため、ム(6)カ ム(6)カの語呂合わせから6月6日に制定しています。

【調査概要】
■サンプル数:1000人
■調査対象者:日本全国の10代~60代男女
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査時期:2017年5月15日~5月16日
■調査内容:「怒り」について単一回答、複数回答にて調査を行い分析


■マツコ・デラックスさんが3年連続で「怒られたい著名人」第1位に選出!理想の上司ランキング1位の水卜麻美さん、内村光良さんが新たにランクイン!

【2017年調査データ】怒られたい著名人は誰ですか?
第1位 マツコ・デラックス
第2位 松岡修造
第3位 タモリ
第4位 北野武
第5位 天海祐希
第6位 松本人志
第7位 水卜麻美
第8位 志村けん
第9位 内村光良
第10位 有吉弘行
【2016年調査データ】怒られたい著名人は誰ですか?
第1位 マツコ・デラックス
第2位 松岡修造
第3位 タモリ
第4位 天海祐希
第5位 松本人志
第6位 北野武
第7位 林修
第8位 坂上忍
第9位 真矢みき
第10位 有吉弘行

分析①:現代人は「正当に筋が通った」“納得できる怒り”、「前向きになれる」“ポジティブな怒り”、「自分のためを想ってくれる」“優しい怒り”を求めている。

 マツコ・デラックスさんが2015年、2016年に続き、3年連続となる「怒られたい著名人」1位に選出されました。マツコさんに投票した理由では「論理的に説明してくれそう」(50代/男性)「的確な理由で叱ってくれそうだから」(20代/男性)「正論を言ってくれそうだから」(30代/女性)といった意見が並びました。近年、度を超えた“怒り”がパワハラに結びつくなど、“怒り方”が問題視されています。しかし今回の調査を通じて、実は現代人は“納得できる怒り”をぶつけてくれる存在を求めていることが分かりました。2位に選ばれた松岡修造さんへの投票理由には「前向きになれそう」(60代/女性)「ネガティブに怒られることはないと思うから」(40代/女性)のような“ポジティブな怒り”に支持が、3位のタモリさんには「怒られていると言う感じではなく自分のために言ってくれていると感じるところがあると思うから」(50代/男性)等、“優しい怒り”を期待している点が特徴的でした。
 その他、2017年2月に発表された「理想の上司ランキング」(明治安田生命調べ)で、1位に輝いた水卜麻美さん、内村光良さんが、「怒られたい著名人」でも初のトップ10入りを果たしました。水卜麻美さんへは、「怒鳴らずに怒りそう」(20代/男性)、内村光良さんへは、「やさしく怒ってくれそうだから」(50代/女性)等、3位のタモリさん(「理想の上司ランキング」でも2位)と同様、“優しい怒り”を期待している点が特徴的でした。

【この人になら「怒られたい著名人」一般の方からのアンケート回答理由(一部)】

第1位:マツコ・デラックス
・核心を突いたことを愛情を持って言ってくれそうだから(30代/女性)
第2位:松岡修造
・心の底から、怒りを力に変えられそうだから(10代/女性)
第3位:タモリ
・優しくも的確に怒ってくれそうだから(10代/男性)
第4位:北野武
・理不尽に怒るのではなく、きちんとした考え、愛情をもって怒ってくれそうだから(30代/男性)
第5位:天海祐希
・正論で諭してくれそう。 怒られて気持ちがさっぱりしそう(40代/男性)
第6位:松本人志
・怒られても、ごもっともなことを言われて逆に勉強になりそう(20代/女性)
第7位:水卜麻美
・人として完成しているから。相手の気持ちも考えられそうだから(10代/女性)
第8位:志村けん
・笑いを交えながら怒ってくれそう(30代/男性)
第9位:内村光良
・穏やかに諭してくれそう(40代/女性)
第10位:有吉弘行
・冷静かつ的確に判断してくれそう(50代/女性)


■約80%の人が普段から怒りを感じているのにも関わらず、約75%の人が怒りの感情を上手く表現できずに溜めこんでしまうことが判明!

怒りを感じることはありますか?
第1位 まぁまぁある 55.2%
第2位 よくある 24.2%
第3位 あまりない 19.4%
第4位 全くない 1.2%
怒りをどんな行動で表すことが多いですか?(複数回答)
第1位 行動で表さない 39.4%
第2位 黙る 35.8%
第3位 露骨に顔に出す 30.1%
第4位 舌打ちをする 22.2%
第5位 怒鳴る 15.9%
第6位 相手をけなす 13.7%
第7位 モノにあたる 10.8%
第8位 その他 4.8%
第9位 手がでる 3.3%

分析②:多くの人は“怒り”の感情を抱えており、相手に攻撃的になることは多くない反面、“怒り”の感情を上手く表現できず、自分の中で溜めこんでしまっている。

 調査の結果、調査対象となった1000人の内、約80%もの人が、普段から“怒り”の感情を感じていると回答。また、「怒りをどんな行動で表すことが多いですか?」という問いについては、39.4%もの人が「行動で表さない」と回答し、35.8%の人が「黙る」と回答。つまり、大多数の人が“怒り”の感情を普段から感じているにも関わらず、それを上手く表現できず、自分の中で“怒り”を溜めこんでしまう傾向にあると考えられます。


■怒りを行動に移す際、男性よりも女性の方が攻撃的になることが判明!

男性:怒りをどんな行動で表すことが多いですか?(複数回答)
第1位 行動で表さない 46.3%
第2位 黙る 29.9%
第3位 露骨に顔に出す 23.6%
第4位 舌打ちをする 22.6%
第5位 怒鳴る 12.2%
第6位 相手をけなす 10.2%
第7位 モノにあたる 9.8%
第8位 その他 4.6%
第9位 手がでる 2.7%
女性:怒りをどんな行動で表すことが多いですか?(複数回答)
第1位 黙る 41.7%
第2位 露骨に顔に出す 36.7%
第3位 行動で表さない 32.4%
第4位 舌打ちをする 21.8%
第5位 怒鳴る 19.7%
第6位 相手をけなす 17.2%
第7位 モノにあたる 11.8%
第8位 その他 5.0%
第9位 手がでる 3.9%

分析③:女性は男性に比べて“怒り”の感情を行動に移す際、相手に対して攻撃的
になる傾向にある。

 「怒りをどんな行動で表すことが多いですか?」という問いの結果を男女別で比較したところ、「露骨に顔に出す」、「怒鳴る」、「相手をけなす」、「モノにあたる」、「手がでる」等、相手を攻撃するような 5 項目において、男性よりも女性の方が割合が高いことが判明。女性は男性よりも“怒り”を表に出しやすいと考えられます。


■男性は「学校や職場」で、女性は「家族関係」で最もイライラしていることが判明!

男性:どのようなことで怒りを感じることが多いですか?(複数回答)
第1位 学校、仕事関係 55.6%
第2位 他人のマナー 46.3%
第3位 家族関係(夫婦、親子、兄弟) 40.0%
第4位 政治問題や事件などのニュース 26.4%
第4位 自分自身に対して 26.4%
第6位 恋愛 6.2%
第7位 その他 4.2%
女性:どのようなことで怒りを感じることが多いですか?(複数回答)
第1位 家族関係(夫婦、親子、兄弟) 68.7%
第2位 他人のマナー 47.9%
第3位 学校、仕事関係 39.4%
第4位 自分自身に対して 26.3%
第5位 政治問題や事件などのニュース 18.1%
第6位 恋愛 5.6%
第7位 その他 2.9%

分析④:男性は学校や仕事関係など、他人に対してイライラを感じる傾向にあり、
反対に女性は家族関係など、自分に近しい人に対してイライラしている。

 調査の結果、「どのようなことで怒りを感じることが多いですか?」という問いに対し、男性は55.6%が「学校、仕事関係」と回答、反対に女性は68.7%が「家族関係(夫婦、親子、兄弟)」と回答しました。このことから、男性は他人に対して、女性は身近な人に対して、“怒り”を感じやすいことが判明しました。また女性に比べ、男性は政治問題や事件などのニュース等、社会的な事象に対して怒りの感情が向かう傾向にあるようです。


■男性の30%以上は“怒り”を解消するための行動を特に取っておらず、女性の50%以上が「誰かに話す/愚痴る」ことで“怒り”を解消していることが判明!

男性:怒りを解消するためにどんなことをしていますか?(複数回答)
第1位 特に何もしない 33.0%
第2位 寝る 29.2%
第3位 誰かに話す/愚痴る 27.8%
第4位 食べる、飲む 24.7%
第4位 運動をする 16.6%
第6位 歌う 9.7%
第7位 人、モノにあたる 8.5%
第8位 買い物をする 8.3%
第9位 笑う 7.3%
第10位 旅行に行く 5.2%
第11位 その他 4.4%
第12位 泣く 3.1%
女性:怒りを解消するためにどんなことをしていますか?(複数回答)
第1位 誰かに話す/愚痴る 53.9%
第2位 食べる、飲む 40.7%
第3位 寝る 34.4%
第4位 特に何もしない 16.6%
第4位 買い物をする 15.8%
第6位 泣く 15.4%
第7位 歌う 12.5%
第8位 人、モノにあたる 10.8%
第9位 運動をする 8.1%
第10位 笑う 7.7%
第11位 その他 6.2%
第12位 旅行に行く 2.9%

分析⑤:男性は“怒り”を解消するために特に行動は起こさず、女性は「誰かに話す/愚痴る」ことや、「食べる、飲む」などの行動によって解消する傾向にある。

 調査の結果、「怒りを解消するためにどんなことをしていますか?」という問いに対し、男性は33.0%で「特に何もしない」が1位に、女性は53.9%が「誰かに話す/愚痴る」が1位、次いで「食べる、飲む」が40.7%で2位となりました。つまり、男性は“怒り”を解消するための行動を特に起こさず、女性は誰かに愚痴をこぼしたり、やけ食い、やけ酒などの行動によって、“怒り”の感情を抑えているのだと考察できます。


■調査結果まとめ■

①現代人は“納得できる怒り”、“ポジティブな怒り”、“優しい怒り”を求めている。
②現代人は “怒り”の感情を上手く表現できず、自分の中で溜めこんでしまっている。
③女性は男性に比べ“怒り”の感情を行動に移す際、相手に対して攻撃的になる。
④男性は学校や仕事関係など、他人に対してイライラを感じ、分析④:女性は家族関係など、自分に近しい人に対してイライラしている。
⑤男性は“怒り”を解消するために特に行動は起こさず、女性は「誰かに話す/愚痴る」分析⑤:ことや、「食べる、飲む」などの行動によって解消する。

《日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介の考察》

分析①「現代人は“納得できる怒り”、“ポジティブな怒り”、“優しい怒り”を求めている。」の考察
 マツコ・デラックスさんが見事3年連続「怒られたい著名人」第1位に輝きました。怒られたい著名人は一歩間違えば、非常に嫌われやすい立ち位置になります。非常に遷り変りの激しいとも言えるテレビ業界で3年連続して難しいポジションを取り続けていることにマツコさんの人気の高さが伺えます。今年は怒られたい著名人のランキングに一つ特徴とも言える変化が現れました。それは優しく怒ってくれそうな人のランクインが目立ったことです。水ト麻美さん、内村光良さんは人当たりの良さから、怒ったとしても優しく言ってくれそうというイメージがランクインした理由となりました。マツコさんも辛口コメント的ではありますが、常に弱者に対する愛情、配慮ある物言いになっている点は共通していると言えるでしょう。現代は怒られ慣れていない人が非常に多いです。そこで、怒られるのであれば、優しく怒って欲しいという希望がよく見えた結果になったのではないかと考えられます。

分析②「現代人は “怒り”の感情を上手く表現できず、自分の中で溜めこんでしまっている。」の考察
 怒りを溜め込むことを英語ではstuffing(スタッフィング)と言います。ぬいぐるみのことを英語ではstuffed animalと読みますが、詰め込むという意味合いです。英語にも怒りを溜め込む表現があるくらいですから、欧米人にも怒りを溜め込むことをする人は一定率いるのですが、私がアメリカ、日本でのアンガーマネジメントの実務を通じてはっきりと言えるのは、日本人の方が圧倒的に怒りを溜め込む人が多いということです。怒りを溜め込むことの問題点は、怒りにより自分を攻撃するということになるからです。怒りの矛先が自分に向かえば、やる気を失ったり、劣等感を抱いたり、酷ければ鬱、自傷行為といったものに結びついてしまう大きなリスクがあります。

分析③「女性は男性に比べ“怒り”の感情を行動に移す際、相手に対して攻撃的になる。」の考察
 これは私達がアンガーマネジメントの実務を通じて、なんとなく知っていたことが改めて数字として表れたものになったと考えています。生物的には男性の方が怒りっぽいことと考えられています。これはテストステロンというホルモンに関係しています。一般的に言えば、男性の方が攻撃性が高いはずです。実際、アメリカでもアンガーマネジメントの受講者の7,8割は男性です。ところが、日本ではほぼその割合が逆になります。だからといって日本は女性の方が攻撃性が高いとは言い切れないものの、分析⑤にも関係していますが、女性の方がより、怒りを何らかの形で外に見える形にすることを選ぶ傾向があることが現れています。

分析④「男性は学校や仕事関係など、他人に対してイライラを感じ、女性は家族関係など、自分に近しい人に対してイライラしている。」の考察
 怒りの感情の性質として、身近な対象に程強くなるというものがあります。身近な人には理解してくれるはず、変わってくれるのではないかという甘え、期待を持ちやすいからです。身近な対象というのは、関係として身近、長い時間一緒にいるというものが含まれます。男性は職場に長い時間いることから職場の人間に、女性は家庭に長い時間いるから家族関係を対象に強い怒りを感じやすいということでしょう。ただ、女性回答者の多くがキャリアがあり、職場に長くいる人であれば、強い怒りを抱く対象は職場関係になることでしょう。

分析⑤「男性は“怒り”を解消するために特に行動は起こさず、女性は「誰かに話す/愚痴る」ことや、「食べる、飲む」などの行動によって解消する。」の考察
 昨年、当会で行った夫婦に関する調査の回答もそうでしたが、夫婦喧嘩をした時、男性は自分の殻にこもり、女性は話して解決しようとするという傾向がありました。今回も非常に似た結果になっています。男性が怒りを表に出さないのは恥の文化が関係していると考えられます。男が人前で怒ることはみっともないという価値観が実は根深くあるのではないでしょうか。一方、女性は共感を求める傾向がありますので、怒っていることを表現すること共感されたいと無意識に思っていると考えられます。男女間のコミュニケーションの特性の差がよく出ていて、非常に興味深い行動と言えるでしょう。

【アンガーマネジメントとは】

 アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。
アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立され、現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています。

 2001年頃より、アンガーマネジメントの社会での必要性がより高まり、プログラムの普及が急激に加速しました。現在アメリカ国内では、1,500名以上の認定ファシリテーターが所属するナショナルアンガーマネジメント協会(National Anger Management Association)をはじめ、アンダーソン・アンド・アンダーソン(Anderson and Anderson)やMFTNY(Marriage and Family Therapy of New York)などが組織されており、ビジネスパーソン、政治家、弁護士、医師、スポーツ選手、俳優など、職業にとらわれず、実に様々な人達が、よりよい生活や人間関係を手に入
るために「アンガーマネジメント」を取り入れています。

 怒りの根本には、実は様々な感情が隠されています。その感情が何なのか?自分の怒りが起こる原因は一体どこからなのか?アンガーマネジメントを学ぶ事によって、自分自身の怒りを理解し、コントロールしたり、癒したり、ポジティブなものへ変換させたりすることができます。それにより、自分の中でたくさんの変化が生まれ、感情がさらに豊かになり、職場での問題解決や夫婦や友人、人間関係全般、自分の周りに関係するあらゆる物事に良い循環が生まれるようになります。

 近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場などで導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会(アメリカ)の日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を社会に浸透させています。

【一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会】

法人名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
代表者:代表理事 安藤 俊介
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階

安藤 俊介(あんどう しゅんすけ)

怒りの感情コントロール専門家。怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。
ニューヨークで働いていた際、イライラ、怒りに振り回される自分に苦しんでいたところ、「アンガーマネジメント」に出会う。怒りを理解し、うまくマネジメントする手法を実践するうちに、自分自身が生まれ変わったことを実感する。世界で15人しかいない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一登録されている。

【厚生労働省「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任】

2017年4月、厚生労働省は、職場のパワーハラスメント防止対策を強化するための方策の検討を行うため、有識者や労使関係者からなる「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の設置を発表し、当会代表理事の安藤も委員に就任した。

「職場のパワーハラスメント防止対策」は、働く方々が健康で意欲を持って働く上で重要な課題で、今年3月に決定した「働き方改革実行計画」(働き方改革実現会議決定)においても、「労働者が健康に働くための職場環境の整備に必要なことは、労働時間管理の厳格化だけではない。上司や同僚との良好な人間関係づくりを併せて推進する。このため、職場のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労使関係者を交えた場で対策の検討を行う」とされたことを踏まえ、厚生労働省はこの検討会を設置することになった。


【メディア出演実績】

TV :NHK「おはよう日本」、日本テレビ「NEWS ZERO」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、日刊スポーツ、夕刊フジ 等
雑誌:AERA、PRESIDENT、クーリエジャポン、anan、MORE、BAILA、美的、UOMO、GQ JAPAN、ALBA 等

【アンガーマネジメント 導入実績】

企業:三井物産株式会社、スカイマーク株式会社、日本交通株式会社、SMBCコンサルティング株式会社 等
教育関連:東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、奈良県教育委員会、埼玉県立飯能南高校 等
アスリート:片山晋呉(プロゴルファー)、前園真聖(元プロサッカー選手) 等