プレスリリース

2019年05月13日

交通事故ゼロ・プロジェクトにおいて、 イライラ・あおり運転に対する啓発PR動画を公開!


全国から、ロードレイジ(あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)を無くしたい!
日本アンガーマネジメント協会が岡山トヨペットと啓発プロジェクトの発表会を開催

交通事故ゼロ・プロジェクトにおいて、 イライラ・あおり運転に対する啓発PR動画を公開!

安藤代表理事「これを機に、多くの人にロードレイジの危険性が伝わってほしい」
末長社長「いまわしい交通事故が、限りなくゼロに近づくことを願っています」

 2019年5月13日、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区、代表理事:安藤俊介)は、安心・安全な街づくりの一環として交通事故ゼロ・プロジェクトを実施し続けている、自動車販売会社の岡山トヨペット株式会社(所在地:岡山県岡山市、代表取締役社長:末長一範)と啓発プロジェクトの発表会を開催し、交通事故ゼロ・プロジェクトにおける「STOP ROAD RAGE(ストップロードレイジ)」の啓発PR動画を公開しました。(URL:https://oktp.jp/stoproadrage/


日本アンガーマネジメント協会では、2017年6月に発生した東名高速の追い越し車線事故をきっかけに大きな社会問題となった、あおり運転の撲滅を目的としたプロジェクトを2018年1月より実施してまいりました。現在も、あおり運転に関連する事件、事故が絶えない中、日本アンガーマネジメント協会は啓発グッズデザインを提供するなど、『新・あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクト』を実施しています。
一方、岡山トヨペット株式会社では、安心・安全な街づくりの一環として交通事故ゼロ・プロジェクトに取り組み、動画を中心としたプロモーションを過去5回実施、今回の日本アンガーマネジメント協会との共同プロジェクトで第6弾となります。
この取り組みは、『新・あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクト』の理念を掲げ、「全国からロードレイジをなくしたい!」という日本アンガーマネジメント協会の想いと、「イライラ・あおり運転をやめよう!」というコンセプトで啓発活動を開始する岡山トヨペット株式会社の想いが合致し実現に至りました。

発表会は、岡山トヨペット 本社3階(岡山市南区古新田1233-2)で開催され、まず同社がこれまで取り組んできた交通安全の啓発PR動画を放映し、第6弾となる「STOP ROAD RAGE(ストップロードレイジ)」の啓発PR動画が発表されました。同社代表取締役社長の末長一範(すえなが・かずのり)氏は「第6回をむかえた、交通事故ゼロを目指したこのプロジェクトのテーマは、『イライラ・あおり運転』。特別なことではなく、誰もが被害者にも加害者にもなりうるテーマを動画を通して多くのみなさまに啓発することができたらと思います。このプロジェクトをきっかけに、『イライラ・あおり運転』をはじめとする、いまわしい交通事故が限りなくゼロに近づくことを願っています」と、今回のプロジェクトや啓発PR動画に対する想いを語ると、続いて登壇した日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介(あんどう・しゅんすけ)は、「ロードレイジは日本ではまだまだ認知度が高いとは言えない状況です。その一方で摘発件数は右肩上がりに増えており、弊会としてロードレイジを撲滅したい思いの下、様々な活動をしてまいりましたので、今回、岡山トヨペット様と一緒に啓発活動をできることを非常に喜ばしく思っています。啓発動画では、ロードレイジが何の前触れもなくやってくる、身近に潜んでいる危険であることを改めて感じていただくことができるのではないでしょうか。今回のプロジェクトをきっかけに多くの人にロードレイジの危険性が伝わることを期待しています」と、あおり運転撲滅に対する想いについて語り、発表会を締めくくりました。

日本アンガーマネジメント協会では、「全国からロードレイジをなくしたい!」という想いを実現するため、運転する方はもちろん、運転しない方にも手に取っていただける、運転におけるアンガーマネジメントのポイントをまとめた啓発グッズの作成、各サービスエリアでの啓発グッズ無料配布などを実施しました。あおり運転撲滅の輪をさらに広げるため、啓発グッズに使用しているキャラクターデザイン(あおり運転とめるくん)とあおり運転を防ぐテクニックを掲載したチラシのフリー化や、2019年2月には愛知県警高速隊130名に対して、ロードレイジ撲滅を目的としたアンガーマネジメント研修を全国で初めて実施しました。

「STOP ROAD RAGE(ストップロードレイジ)」の啓発PR動画


あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクトの経緯


【アンガーマネジメントとは】

 アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立され、現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています。

 2001年頃より、アンガーマネジメントの社会での必要性がより高まり、プログラムの普及が急激に加速しました。現在アメリカ国内では、1,500名以上の認定ファシリテーターが所属するナショナルアンガーマネジメント協会(National Anger Management Association)をはじめ、アンダーソン・アンド・アンダーソン(Anderson and Anderson)やMFTNY(Marriage and Family Therapy of New York)などが組織されており、ビジネスパーソン、政治家、弁護士、医師、スポーツ選手、俳優など、職業にとらわれず、実に様々な人達が、よりよい生活や人間関係を手に入れるために「アンガーマネジメント」を取り入れています。

 怒りの根本には、実は様々な感情が隠されています。その感情が何なのか?自分の怒りが起こる原因は一体どこからなのか?アンガーマネジメントを学ぶ事によって、自分自身の怒りを理解し、コントロールしたり、癒したり、ポジティブなものへ変換させたりすることができます。それにより、自分の中でたくさんの変化が生まれ、感情がさらに豊かになり、職場での問題解決や夫婦や友人、人間関係全般、自分の周りに関係するあらゆる物事に良い循環が生まれるようになります。
 近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場などで導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会(アメリカ)の日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を社会に浸透させています。

【一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会】

法人名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
代表者:代表理事 安藤 俊介
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階

安藤 俊介(あんどう しゅんすけ)


怒りの感情コントロール専門家。怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。
ニューヨークで働いていた際、イライラ、怒りに振り回される自分に苦しんでいたところ、「アンガーマネジメント」に出会う。怒りを理解し、うまくマネジメントする手法を実践するうちに、自分自身が生まれ変わったことを実感する。世界で15人しかいない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一登録されている。


【厚生労働省「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任】

2017年4月、厚生労働省は、職場のパワーハラスメント防止対策を強化するための方策の検討を行うため、有識者や労使関係者からなる「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の設置を発表し、当会代表理事の安藤も委員に就任した。

「職場のパワーハラスメント防止対策」は、働く方々が健康で意欲を持って働く上で重要な課題で、今年3月に決定した「働き方改革実行計画」(働き方改革実現会議決定)においても、「労働者が健康に働くための職場環境の整備に必要なことは、労働時間管理の厳格化だけではない。上司や同僚との良好な人間関係づくりを併せて推進する。このため、職場のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労使関係者を交えた場で対策の検討を行う」とされたことを踏まえ、厚生労働省はこの検討会を設置することになった。

【メディア出演実績】

TV :NHK「おはよう日本」、日本テレビ「NEWS ZERO」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、日刊スポーツ、夕刊フジ 等
雑誌:AERA、PRESIDENT、クーリエジャポン、anan、MORE、BAILA、美的、UOMO、GQ JAPAN、ALBA 等

【アンガーマネジメント 導入実績】

企業:三井物産株式会社、野村証券株式会社、スカイマーク株式会社、SMBCコンサルティング株式会社 等
教育関連:東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、奈良県教育委員会、埼玉県立飯能南高校 等
アスリート:片山晋呉(プロゴルファー)、前園真聖(元プロサッカー選手) 等

【講座概要】(https://www.angermanagement.co.jp/seminar

■講座:
アンガーマネジメント入門講座、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座、
アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座、アンガーマネジメントティーンインストラクター養成講座、
アンガーマネジメント診断講座、アンガーマネジメント応用講座、アンガーマネジメント叱り方入門講座、
アンガーマネジメント手帳活用講座など
■費用:3,000円(税抜)~
■受講条件:講座の種類によって異なる