プレスリリース

2019年12月11日

第5回「アンガーマネジメント大賞2019」発表!


第5回「アンガーマネジメント大賞2019」発表!
“怒りの感情コントロール”の専門家266人を対象に、
2019年に注目された“怒り”に関する話題へのアンケート調査を実施!
最も上手く“怒り”をコントロールできたのは・・・?
2019年上手に怒りの感情をコントロール・対応した
有名人第1位「アンガーマネジメント大賞2019」
■櫻井 翔氏(アイドル)
2019年怒りの感情をコントロールできずに
失敗してしまったと思う有名人第1位は
■木下 優樹菜氏(タレント)
2019年怒りを感じたニュース・出来事第1位は
■神戸教師間いじめ問題

~一般社団法人日本アンガーマネジメント協会会員363人、アンガーマネジメントの公認講師252人に対してアンケート調査、投票を実施~

▼日本アンガーマネジメント協会公認の講師約266人に対してアンケート調査、投票を実施
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区、代表理事:安藤俊介)は、2019年を振り返り、①上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人②怒りの感情をコントロールできずに失敗してしまったと思う有名人③今年一番怒りを感じたニュース・出来事について調査結果をまとめました。日本アンガーマネジメント協会が実施した、“怒りの感情コントロール”の専門家の投票による、“怒り”の視点による2019年の総括を是非ご一読ください。

▼「アンガーマネジメント大賞」の背景
その年に注目された人物、毎年起きる様々な事件やトラブルは同年の世相を表していると言えます。2019年最も怒りを感じたニュースには、今年を象徴する“パワハラ”に関する事件が選ばれました。ニュースをアンガーマネジメントの視点から振り返ることで、1人1人が自分の感情に責任を持ち、怒りに振り回される人が減ることで、怒りが連鎖しない健康で明るい世の中をつくる一助が担えればと考えております。

▼今回の調査に関して
事前に協会のメールマガジンで、2018年11月~2019年11月の間に注目された人物・事件・事柄を募集。その後、アンケート調査で上位に挙げられた回答の中から、2019年11月30日(土)に中野セントラルパークカンファレンスで行われた日本アンガーマネジメント協会カンファレンス2019で、当日出席した当会公認のアンガーマネジメントファシリテーター(アンガーマネジメントの公認講師)266人が各設問に投票し、それぞれ第1位を選出しました。中でも上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人第1位に輝いた嵐の櫻井翔氏を、2019年に最も怒りの感情をコントロールできた人物として「アンガーマネジメント大賞2019」に認定します。

調査の結果、2019年1番上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人には、嵐の櫻井翔氏が第1位に選出されました。
2020年での活動休止報告発表会にて「『無責任』という指摘もあると思うが?」という記者からの質問に対し、「我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です」。と回答。質問に対してイラっとすることも不機嫌になることもなく、誠実かつ冷静に対応したことが評価の対象となりました。
  
反対に怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人にはタレントの木下優樹菜氏が第1位に選ばれました。都内のタピオカドリンク店で、オーナーがいる中、まるで従業員である実姉がオープンしたように自身のインスタグラムで宣伝し、店側は実姉を忠告。それに対し木下氏が激怒。SNSで「ウチらを怒らせたらどうなるか教えてやろうか?」などの暴言DMを送付し、その事実が明るみに出ると、世間から批判の対象となりました。その結果、舞台やイベントの降板、さらには芸能活動の自粛に追い込まれました。

2019年で一番怒りを感じたニュース・出来事は、「神戸の教師間いじめ問題」でした。神戸市の小学校で4人の教員が同僚の1人に「激辛カレーを無理やり食べさせる」、「わいせつメッセージを送るように強要」、「コピー用紙の芯でお尻が腫れるほど殴る」など、子供に教育を教える立場でありながら、いじめをしていた事実に世間が震撼しました。また、いじめを把握していながらも市教委に報告をしなかった校長らの怠慢にも多くの批判が集まり、2019年で最も怒りを感じたニュースとして選出されました。

<調査概要>

① 今年1番上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人第1位は嵐・櫻井翔氏(アイドル)
② 怒りの感情をコントロールできずに失敗してしまったと思う有名人第1位は木下優樹菜氏(タレント)
③ 今年1番怒りを感じたニュース・出来事第1位は神戸教師間いじめ問題

(一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会調べ)

▼調査方法
① 事前アンケート調査                                      
調査期間:2019年11月8日~11月15日
調査方法:日本アンガーマネジメント協会のメールマガジン
調査対象:20代~70代までの全国の男女227人
対象項目:2018年11月~2019年11月の間に注目された人物・事件・事柄

② アンガーマネジメントファシリテーター(日本アンガーマネジメント協会の公認講師)による投票
調査日:2019年11月30日(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会カンファレンス 2019/中野セントラルパークカンファレンス)
調査方法:投票用紙への記入
調査対象:全国のアンガーマネジメントファシリテーターの公認資格を持つ男女266人
対象項目:①の調査により各設問で上位に挙げられた10項目を選択肢として、調査投票を実施

アンガーマネジメント大賞 過去受賞者

第5回 (2019年) 櫻井 翔氏   (アイドル)
第4回 (2018年) 大坂 なおみ選手  (女子プロテニス選手)
第3回 (2017年) 松山 千春氏     (歌手・俳優)
第2回 (2016年) 三田 寛子氏     (タレント)
第1回 (2015年) 三浦 知良選手 (元プロサッカー選手)

【調査結果】
①上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人は?(n=266)
第1位 櫻井翔氏(アイドル)(65人)

上手に怒りの感情をコントロール・対応したと思う有名人 人数
第1位 櫻井翔氏(アイドル) 65人
第2位 南海キャンディーズ 山里亮太氏(お笑い芸人) 53人
第3位 大坂なおみ選手(プロテニスプレイヤー) 40人
第4位 渋野日向子選手(プロゴルファー) 39人
第5位 磯野貴理子氏(タレント) 28人
第6位 ダウンタウン 松本人志氏(お笑い芸人) 17人
第7位 雨上がり決死隊 蛍原徹氏(お笑い芸人) 8人
第7位 ロンドンブーツ1号2号 田村淳氏(お笑い芸人) 8人
第9位 小嶋陽菜氏(タレント) 5人
第10位 橋本環奈氏(女優) 3人

(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会調べ)

上手に怒りの感情をコントロール・対応したと思う有名人は誰ですか?という問いに対して、最も投票人数が多かった人物は、嵐の桜井翔氏でした。2020年での活動休止報告発表会にて、「『無責任』という指摘もあると思うが?」という記者からの質問に対し、「我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です」。と回答。質問に対してイラっとすることも不機嫌になることもなく、誠実かつ冷静に対応したことが評価の対象となりました。櫻井氏に投票者からは、「記者のあおりにとっさに反応せず、冷静に対応できていた」「誠実な回答で一瞬でファンを味方につけた」といった意見が挙がりました。イラっとするはずの場面で怒りの感情をうまくコントロールし、誠意ある対応をしたことで、周囲の人を味方につけるアンガーマネジメントの代表的な例となりました。尚、アンガーマネジメントファシリテーターから、今年最も上手に怒りの感情をコントロールした人物として選ばれた櫻井翔氏を、日本アンガーマネジメント協会認定の「アンガーマネジメント大賞2019」に選出させていただきました。

僅差で、次に投票数が多かった人物は、お笑い芸人の南海キャンディーズ山里亮太氏。結婚記者会見にて、蒼井優さんが「魔性の女」と言われている件を記者が持ち出すと、山里亮太さんの表情が一変し「一切心配していない。皆さんが知っている蒼井さんとは、違う蒼井さんを見せて頂いている。楽しいもので笑って、美味しいものを食べて、”魔性”って使っているけど、そんな人間じゃないって知っている」とコメントし、怒りを見せることなく、真摯な姿勢を見せたことが評価の対象になりました。投票者からも「激怒してもおかしくない場面で、怒ることなく、パートナーを守る発言に感動した」「イラっとする様子や不機嫌な様子を見せることなく、自分の思っていることを淡々と語り、場を収束させたから」というコメントが多く寄せられました。

次に票の多かったプロテニスプレーヤー大坂なおみ氏は父親がコーチになったとたん、負けなしの10連勝で2大会連続優勝という快進撃について、「父にはものすごくイライラさせられて、とにかく頭にくるんです。その怒りが勝つための原動力になっていますね(笑)」とコメント。投票者からは「怒りをポジティブなパワーに変え、活躍しているのがすごい」などの声が多くありました。

《日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介の考察》 

活動休止という発表記者会見にのぞむ当事者としてそのストレス、プレッシャーは非常に大きかったと思います。人は大きなストレス、プレッシャーにさらされた時、その人の本質とも言える部分が見えるものですが、櫻井氏はその素の部分での芯の強さ、真面目さが見え、その点が多くの人の共感を得たと考えられます。
山里氏は世間的にはいじけキャラ、自虐キャラ的な存在ととらえられているところがあり、結婚会見でも自虐的な回答を期待されていたと思いますが、良い意味で期待を裏切り、パートナーへの優しさ、思いやりを大事にした点が評価されたと考えられます。
怒りの感情は非建設的な方向に向けがちですが、自分を高めるためのモチベーションとして建設的な方向に向けられているのはさすがと言えます。

② 怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人は? (n=266)
第1位 木下優樹菜氏(タレント)(97人)

怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人 人数
第1位 木下優樹菜氏(タレント) 97人
第2位 貴ノ富士三造氏(大相撲力士) 87人
第3位 加藤浩次氏(お笑い芸人) 29人
第4位 AAA 浦田直也氏(歌手) 17人
第5位 DeNA スペンサー・パットン選手(プロ野球選手) 11人
第6位 星稜高校 河﨑護氏(サッカー部総監督) 10人
第7位 TKO 木下隆行氏(お笑い芸人) 10人
第8位 湘南ベルマーレ 曹貴裁氏(プロサッカーチーム監督) 6人
第9位 川栄李奈氏(女優) 1人
第9位 シカゴ・カブス ダルビッシュ有選手(プロ野球選手) 1人

(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会調べ)

「怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人」第1位として選ばれたのは、タレントの木下優樹菜氏。都内のタピオカドリンク店で、オーナーがいる中、まるで従業員である実姉がオープンしたように自身のインスタグラムで宣伝し、店側は実姉を忠告。それに対し木下氏が激怒。SNSで「ウチらを怒らせたらどうなるか教えてやろうか?」などの暴言DMを送付し、その事実が明るみに出ると、世間から批判の対象となりました。その結果、舞台やイベントの降板、さらには芸能活動の自粛に追い込まれました。同氏に対し投票者からは「一時の怒りに振り回され、先のことを考えず、行動してしまった結果、世間から失望された」「やり方が卑劣で、同じ母親としてはずかしい」など、いままで築き上げてきたママタレントとしての地位を失う騒動となってしまいました。

本項目で次に投票数が多かった人物は大相撲力士、貴ノ富士三造氏。昨年春場所に続く2度目の付け人への暴力をふるい、「今回は、手を出してしまったことは本当に許されないと思っているんですけど、少しでも良くなっていってもらえればいいなという気持ちでしてしまいました」とコメント。差別的言動も明らかとなり、引退をすることとなりました。投票者からは「一度目の暴力で貴ノ花部屋がなくなるきっかけをつくったのに、同じ過ちを犯してしまった、何も反省していない」「衝動的な怒りで自分の人生を狂わせてしまった」などといった呆れた声が多く集まりました。

お笑い芸人の加藤浩次氏は、一連の騒動で、吉本興業の上層部を公然と批判した上で退社までにおわせたが、最終的には退社しないなど、怒りに任せた発言によって世間をにぎわせ、多くの関係者を巻き込んだ事態に一部から非難の声が挙がりました。朝の情報番組の司会ということもあり、反響が大きく、3番目に票を集める結果となりました。投票した方からは、「自分の一時的な感情に振り回されている」「司会者としては節度を持つべき」といったお叱りの声が多くありました。

《日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介の考察》 

木下氏はこれまでママタレントとして夫の藤本氏ともにアットホームな雰囲気をアピールしてきたところでの、反社会的組織的な恐喝とも言えるDMを送り、普段見せていた姿がつくりものであり、見事に世間のイメージ、期待を裏切った点が多くの人から票を集めたと考えられます。夢、希望、期待を裏切る、ましてやそれがだまされたという印象となると、なおさら人の怒りを買います。
相撲の世界は一般世間の常識とは違う常識が根強く残っているのでしょう。貴ノ富士関は一度ならず二度までも同じ過ちを起こしました。世間との常識のズレを埋めることができなかったのはとても残念です。
加藤氏の発言は仲間を擁護したいという思いからのものだとは思いますが、それにしても一時の激情に任せた発言をしてしまい、その後の非難を生んだことは大いに反省する点です。

③ 今年一番怒りを感じたニュース・出来事はなんですか?(n=266)
第1位 神戸の教員間いじめ問題(72人)

今年一番怒りを感じたニュース・出来事 人数
第1位 神戸の教員間いじめ問題 72人
第2位 京都アニメーション放火事件 69人
第3位 目黒女児虐待事件 68人
第4位 あおり運転 17人
第5位 東池袋自動車暴走死傷事故 16人
第6位 川崎市登戸通り魔事件 11人
第7位 千葉の停電に対する国の対応 5人
第8位 かんぽ生命の契約不正問題 4人
第9位 関西電力金品受領問題 4人
第10位 吉本興業一連の不祥事 0人

(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会調べ)

様々な事件、ニュースが報道された2019年、アンガーマネジメントファシリテーターが選ぶ、「今年一番怒りを感じたニュース・出来事」は、神戸の教師間いじめ問題でした。神戸市の小学校で4人の教員が同僚の1人に「激辛カレーを無理やり食べさせる」、「わいせつメッセージを送るように強要」、「コピー用紙の芯でお尻が腫れるほど殴る」など、子供に教育を教える立場でありながら、いじめをしていた事実に世間が震撼しました。また、いじめを把握していながらも市教委に報告をしなかった校長らの怠慢にも多くの批判が集まり、2019年で最も怒りを感じたニュースとして選出されました。このニュースが選ばれた理由として、「『いじめはダメだ』と教える立場である教育現場にいじめ・パワハラがあったことは許せない」「子どもたちへの影響力が大きすぎる」「学校に子どもを通わせている親として、絶対にあってほしくない事件だったから」と、信じがたいという声が多く集まり、社会的に問題になっているパワハラの代表例となる事件となりました。

連日報道され、社会に大きな衝撃を与えた「京都アニメーション放火事件」は、第2位になりました。アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオに男が侵入してガソリンを撒いて放火したことで、同社社員の69人が被害に遭い、うち36人が死亡、被疑者を含む34人が負傷しました。回答者は「一人の怒りや恨みが何の関係もない無実の人々を傷つけ、殺してしまったことに怒りを感じた」「身勝手な思い込みで、人の命だけではなく貴重な日本のアニメ資産を奪ったから」と、身勝手な犯行への怒りの声が多く集まりました。

第3位に選ばれたニュースは、目黒女児虐待事件でした。目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が両親の虐待の末に死亡した事件。「父親がもっと感情のコントロールができていたら、こんなに悲しい事件は起きなかった」「無抵抗な子どもをストレスのはけ口にしているのが許せない」など、身勝手な父親への怒りの声が多く挙がりました。

《日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介の考察》 

子供のいじめをなくす、守るという立場の教師が自ら同僚の教師にいじめをするとは何事かという世間の強い怒りを買った当然の結果と言えるでしょう。教師を聖職と見るむきは以前ほどではないにしろ、そういう期待を背負って子供たちに向き合っているということを改めて考えてほしいと思わせる事件でした。
京都アニメ放火事件の青葉容疑者についてはコメントをすることすらはばかれるほど、身勝手であり、一切の擁護のできないものです。ただ、青葉容疑者が1つ目の病院を退院する際、これまでこれほど人に優しくされたことがなかったと語ったというのは、なんともやるせない気持ちになります。
幼児虐待事件は毎年のように怒りを感じたニュースに入ります。今年も残念ながら入ってしまいました。個人の責任ではなく、社会としてどのように防がなければいけないのか、改めて考える機会にきていると思います。

▼怒りの感情のコントロールでパワハラ”撲滅を目指す、アンガーマネジメント講座も

2019年6月に発表された厚生労働省の調査(2018年度「個別労働紛争解決制度」)によると、パワハラに関する相談件数は前年度比14.9%増の8万2797件と過去最高を更新、パワハラに関する事件も相次いで発生しています。日本アンガーマネジメント協会では、2020年4月からのハラスメント規制法の施行を前に、怒りの感情のコントロールでパワーハラスメント撲滅を目指す新講座『アンガーマネジメントパワーハラスメント防止入門講座』、『アンガーマネジメントハラスメント防止アドバイザー養成講座』を2019年12月1日(日)から順次開講いたします。
厚生労働省の「職場におけるパワーハラスメント防止検討会」の委員にも選ばれており、同協会代表理事である安藤俊介が考案したパワハラ防止対策としてのアンガーマネジメントテクニックを受講できます。
詳細はこちらのURLをご覧くださいhttps://www.angermanagement.co.jp/press_release/pr20191130

【アンガーマネジメントとは】

 アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立され、現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています。
 
 近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場などで導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会(アメリカ)の日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を社会に浸透させています。

【一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会】

法人名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
代表者:代表理事 安藤 俊介
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階

安藤 俊介(あんどう しゅんすけ)


怒りの感情コントロール専門家。怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。
ニューヨークで働いていた際、イライラ、怒りに振り回される自分に苦しんでいたところ、「アンガーマネジメント」に出会う。怒りを理解し、うまくマネジメントする手法を実践するうちに、自分自身が生まれ変わったことを実感する。世界で15人しかいない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一登録されている。


【厚生労働省「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任】

2017年4月、厚生労働省は、職場のパワーハラスメント防止対策を強化するための方策の検討を行うため、有識者や労使関係者からなる「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の設置を発表し、当会代表理事の安藤も委員に就任した。

【メディア出演実績】

TV :NHK「おはよう日本」、日本テレビ「NEWS ZERO」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、日刊スポーツ、夕刊フジ 等
雑誌:AERA、PRESIDENT、クーリエジャポン、anan、MORE、BAILA、美的、UOMO、GQ JAPAN、ALBA 等

【アンガーマネジメント 導入実績】

企業:三井物産株式会社、野村証券株式会社、スカイマーク株式会社、SMBCコンサルティング株式会社 等
教育関連:東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、奈良県教育委員会、埼玉県立飯能南高校 等
アスリート:前園真聖(元プロサッカー選手) 等

【講座概要】
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
■講座:
アンガーマネジメント入門講座、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座、
アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座、アンガーマネジメントティーンインストラクター養成講座、
アンガーマネジメント診断講座、アンガーマネジメント応用講座、アンガーマネジメント叱り方入門講座、
アンガーマネジメント手帳活用講座など

■費用:3,000円(税抜)~
■受講条件:講座の種類によって異なる