コラム
英国版「良い親になるための5箇条」とは
良い親の条件とは何でしょう。
無条件の愛?
今回は、イギリスの調査会社が提案している英国版「良い親になるための5箇条」をご紹介します。
1. 少なくとも1日15分本を読んであげある
2. 床の上で10分子供と遊んであげる
3. TVを消して、20分子供と話す
4. 子供に対してはいつもポジティブな態度で接し、頻繁に褒めてあげる
5. 栄養のバランスが取れた食事を与える
とても簡単なように見えますが、こういった基本的なスキルを欠いている親がいるのも事実です。
子供は5歳までに、心身ともに著しく発達します。そこで新米の親達はこぞって「親学級」に通ったりする訳ですが、こういった講習は受講を「強制」されて初めて効果を発揮するそうです。というのも、「良い」親は講習に参加し、実際に受講する必要のある「悪い」親は参加しないから…。
具体的には、1対1の対面式で「親になる心得」や「アンガーマネジメント」を受講させることが、親学級の成果を上げる唯一の方法だそうです。
この記事の筆者は、『この講習を受けない親は、子供手当の受給をストップするべきだ』とまで主張しています。
子育ては本当に大変な仕事です。どんな立派な人でも必ずイライラする時があります。つい子供に当たって自己嫌悪に陥ってしまう親御さんも多いはずです。カリキュラムの1つとして「子育て」のアンガーマネジメントを学ぶ機会があれば、そのような悩みも減らせるのではないかと思います。
(英文記事URL)
http://www.express.co.uk/posts/view/263517