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2学期が始まりました。長い夏休みがやっと終わったと思ったとたん、今度は夏休み明けの子どもたちの様子にイライラしていませんか。

今回は夏休み明けの今だからこそ、子どもたちをイライラしながらではなく、ゆとりをもって見守っていくために必要なことを考えていきたいと思います。

◆夏休みが終わる頃の子どもたち

夏休みは、旅行やイベントなども多く、生活時間が不規則になることも多くなります。普段と違ってついつい夜更かしをしてしまいがちです。
こうして、夏休み中ゆっくりのんびり過ごしてきた子どもたちにとって、また学校生活が始まることがプレッシャ―となってしまうことがあります。
なかには「もっと休んでいたい」「学校に行きたくない」と思う子どもたちもいます。
夏休みが終わる頃の子どもたちは、さまざまな気持ちを抱えて過ごしていたのです。

◆イライラしないための取り組みを

8月の半ばを過ぎるころには、ご家庭で「もう、そろそろ学校が始まるわよ」「宿題は終わったの?」と子どもたちへの声がけも多くなったのではないかと思います。

それなのに、学校が始まっても、朝の忙しい時間に夏休みと変わらない様子でのんびりされると「早くして!」「学校におくれてしまうよ!」と子どもたちをせかしてしまうことも度々。子どもたちを見てイライラして声を荒げてしまい、それがかえって忙しさに拍車をかけることになります。

それではどうすればイライラせずに子どもたちを見守ることができるか、具体的に考えてみましょう。

<前日に行なうこと>
・学習用具を確認し、整えておく
・服装を用意しておく
・(小学生)暑いようならTシャツなど、肌寒いようなら上着を用意しておく
・(中学生)制服の準備をしておく
・ハンカチ・ティッシュはランドセルや鞄の中に入れておく
・靴をそろえておく

前日ここまでできていると朝のスタートは余計な探し物をしたりする時間がなくなります。
こうした準備をすることは子どもたちにとって学校生活が始まっていることへの意識づけになります。
夏休み明けの時期はいつもよりも丁寧にこうした声がけをしていくとよいのではないでしょうか。

◆気持ちよいスタートを切るために

子どもたちに対して「朝は早く起きるべき」「学校には早く用意してでかけるべき」という気持ちが強くなりがちです。

けれども、夏休み明けの子どもたちは、夏休みモードから学校モードへ切り替えるために一生懸命頑張っています。
そんなとき、イライラした様子で声がけをされると、「今やろうと思ったのに」「また、同じこと言ってる」と子どもたちにイライラが伝わってしまいます。

そんなときは、「1・2・3・4・5・6」と数え、深呼吸してお子さんを見守ってみましょう。

夏休み明けは「早く!早く!」ではなく、少し時間に幅を持たせて声がけしてみるとよいでしょう。

また、登校をしぶりがちな子どもたちもいると思います。様子を見て「どうしたのかな?」と声をかけてみることも必要です。

このように子どもたちをイライラではなく、ゆとりをもって見守っていけたら、子どもたちも安心して充実した学校生活を送ることができるのではないかと思います。
夏休み明けの今だからこそ、アンガ―マネジメントを生かして子どもたちを見守っていけたらいいですね。

(文:三浦和美/編集:川嵜昌子

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