ほっと・AM
イベント
東海支部でティーン向け講座を行ない、楽しんでいただきました
先日、日本アンガーマネジメント協会のキャンパス連携事業として、第一学院高等学校名古屋キャンパスにてアンガーマネジメントティーン講座を行ないました。
対象となるのは、来年度入学予定の中学3年生の生徒さんたちです。講座のアシスタントとして、当協会東海支部のアンガーマネジメントティーンインストラクター(AMTI)やAMTIトレーナーの方々にもお手伝いをしていただきました。
当日は、私たちの予想をはるかに超える参加者数で大盛況。アンガーマネジメントが期待されている!!求められている!!と嬉しく思いました。
名古屋キャンパス卒業生の方による、アイスブレイクで和やかな雰囲気で始まり、グループ分けを行ない「アンガーマネジメントゲームfor teen」に突入です。
皆さん初めてでしたが、とても楽しそうにゲームをしていました。
講座の最後に「楽しかった人」と聞くとほぼ全員が挙手。ふりかえりでの感想も「自分がどんなことで、どれくらい怒るのかわかった」などの自己理解に関することや「いやだなという気持ちは人によって違うと気づいた」など他者理解に関することなどがありました。
思春期で多感な時期である中高生。大人と子どもとのはざまで、自分はこのままでいいのかと不安に思ったり、人と違うことに恐れを抱いたりする悩み多き年代です。1回だけではなく、繰り返しアンガーマネジメントティーン講座を行なうことで、自分自身を理解し、また他者を理解し、世の中にはいろいろな考え方があるという多様性に気づくことができるのではないかと、私は期待しています。
今後もキャンパス連携におけるアンガーマネジメントティーン講座を続けていきたいと考えています。
中学生の皆さんがティーン講座で楽しんでいるあいだ、保護者の方へはアンガーマネジメントミニ講座を開催しました。
講師は、愛知県安城市在住の藤原直子さん。アイスブレイクで軽く体をほぐした後は2、3人でグループになって最近の怒りを共有。怒りのエピソードのはず(?)なのに皆さん「そうそう!」「あるある!」と楽しそうにお話されていたのが印象的でした。
もしかすると後になって笑って話せる怒りなら、その時怒る必要がないのかもしれませんね。今回の講座が親も子供も怒りについて考えるきかっけになればと思います。ご参加ありがとうございました!