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日本と少し違い、米国の高校生活は4年間あります。今回はそのフレッシュマン(1年生)の学生達が、慣れない高校生活でつまずかないためのサポートプログラムをご紹介します。

今回取り上げている高校では、『①学業面での落ちこぼれを防ぐ②強いリーダーシップを発揮する③アンガーマネジメントスキルを身につける』という3つの目的を達成するため、副校長と1年生のチームが協力し体制を整えました。

まずカウンセラー部門を改革します。以前は成績別にグループに分けられ担当カウンセラーが決まっていたため、学年が変わるとカウンセラーも変わっていました。今回は生徒のアルファベット順に担当カウンセラーを割当てたので、4年間ずっと同じカウンセラーが担当します。カウンセラーは長い時間をかけて学生との信頼関係を築いていく必要があるので、この改革は教師達にも好評だそうです。

また落ちこぼれを防ぐために、両親を含めた面談を実施し、毎週進捗具合をチェックすることで、GPAというテストスコアが平均より大分下だった生徒達は、結果的に平均以上の成績が取れるようになりました。

リーダーシップのポテンシャルがある学生達には、『スーパーリーダーシップ』という指導力養成プログラムに参加してもらいます。現在参加している15名の成績はバラバラですが、学業成績よりあくまでリーダーとしての素質があるかどうかを重要視するとのこと。研修では言語、非言語のコミュにレーション、交渉術、アプローチ方法などを学習します。

そしてアンガーマネジメント問題がある学生達には小さなサポートグループを作り、カウンセラーやYMCAのサポートを受けられる様にしました。学生リーダーの一人は、「子どもは多くのストレスを抱えていて、みんながそれとどう向き合えばいいか知っている訳じゃないからね」と語っています。

学生達が改革に積極的に関わるという点が、このプログラムが大きな成果を収めている一つの理由なのでしょう。

(英文資料URL)
http://silverchips.mbhs.edu/story/11228

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