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思春期の子どもを持つ親は、反抗的な態度にどう向き合えばいいのかしばしば頭を抱えます。今回は米国の新聞に寄せられた母親からの相談と、その回答をご紹介します。

質問:私の10代前半の息子が、最近反抗的でとても横柄な態度を取るのでアドバイスを下さい。アンガーマネジメントが必要ですか?私はシングルマザーで家に父親がいないので、どうしたらいいのか困っています。

回答:女の子では9才、男の子では10才くらいになると、体の中のホルモンバランスが変化して気分が落ち着かなくなったりイライラしたりします。些細な事が爆発するボタンを押してしまい、親との言い争いも増えます。そして認知能力が発達するこの年頃から、子どもは親を「ヒーロー」としてではなく「欠点もある人間」として認識するようになるのです。この事から親子の距離が離れてしまう場合もあるのですが、10代前半はまだまだ親の温かさが必要な時期です。研究によると、思春期に親と近しい関係を保っていた子どもは、大人になってからタバコ、酒、ドラッグなどの問題を引き起こしにくいそうです。週に5回は、一緒に夕食を食べましょう。

そして子どもの口が悪くなったとしても、それを個人的な攻撃とは捉えないことです。思春期とはこういうものだ、と親が理解することで、子どもとの距離を広げずにすみます。かといって親に対する虐待的な態度を許容するのではなく、冷静に事実を注意するという事がポイントです。シングルペアレントでしたら、周りの友人、家族、学校の先生に相談するのがよいでしょう。話をする事で孤立感を防げます。万が一「子どもの事は好きだけど、もう愛してはいない」と感じるようでしたら、早めに専門家の助けを仰いでください。

子どもが小さいうちは怒鳴れば子どもはおとなしくなりますが、思春期の子どもに同じアプローチを使うと、火に油を注ぐ結果となってしまいます。反抗期の子どもと「同じ土俵に立たないこと」が、反抗期を乗り切る鉄則と言えそうです。

(英文記事URL)
http://www.pressherald.com/life/homeandgarden/anticipating-changes-helps-avoid-conflict_2011-12-11.html

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