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現在日本国内に、アスペルガー症候群の患者は36万人から120万人いると言われています。この症候群で苦しむ人には、不安や怒りといった感情の変化をよく経験するという事が挙げられ、社会生活を営む上でハンディとなってしまう場合もありますが、中には飛び抜けた才能を持つ人達も多くいます(アルバートアインシュタインや作曲家のラヴェル、画家のゴッホなど)。

今回は、ビジネスにその才能を発揮し出した米国の高校生の話をお届けします。

サンタローザ高校に通うホセ君は、短気でアンガーマネジメント問題があり、クラスメートや先生にとっても頭痛の種でした。しかし自分自身を見つめ直し、学業と課外活動の責任をより持ちたいという信念の元、特別授業で起業家のスターになったのです。

ある先生は「彼はクラスの問題児だったのに、今はリーダーとして活躍している。彼のクローンが欲しいくらいだ」と述べています。ホセ君はコミュニケーションスキルに問題がありましたが、現在は高校近くのお店でとんでもない早さで注文を裁いているそうです。

それだけでなく、顧客から「こんな親切な店員はいない」と絶賛されています。また在庫管理や現金管理の仕事も得意で(彼は数学が得意)、将来はコンビニのチェーン店を持ちたいという夢を持っています。

ここに至るまでの道は平坦ではありませんでした。彼は話すのが苦手で、人の言う言葉も遮ってしまう事が多く、慣れるまで苦労したそうです。しかし、高校での授業と、仕事と自分への責任感が彼を変えました。現在は地域のランドスケーププロジェクトのリーダーもしているそうです。

最初から完璧な人などいません。特定の症状を持っていれば尚更克服するのは大変ですが、ホセ君のように諦めずに前を向くことで、周の人や自分さえもびっくりするような成果を勝ち取ることができるのですね。

(英文記事URL)
http://www.pressdemocrat.com/article/20120108/LIFESTYLE/201081008/1042/opinion?p=1&tc=pg