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何で私あんなキレ方したのかしら?という経験、皆さんもお持ちだと思います。それはあなたの脳の仕組みのなせる技。自分の脳でこんな事が起きているんだ〜!と分かれば、よりアンガーマネジメントもしやすくなりますよ。講座では「怒りに反射してはいけません」と言っている理由が、今回の記事を読めばよりお分かり頂けると思います。

まず、怒りは脳の扁桃帯で捉えられます。扁桃帯はアーモンドの粒のような形をしていて、感情の反応の処理にとても重要な役割を果たします。(余談ですが、ここに事故などで損傷を受けると怒りをコントロールできない所か、恐怖を感じられなくなってしまい、向こう見ずな行動を取ってしまうんですよ)。

そしてここからが重要です。怒りに関する反応は、最初に高次認知機能ではなく、原始脳とも呼ばれる大脳辺縁系で生じます。何度かこちらでも書きましたが、動物には自分の命を危機から守る「闘争・逃走反応」という仕組みがあり、危機に瞬時に反応するためまずは理論付けより瞬時に体を動かせる状態を作るようになっているのです。

ですので「気付いたら相手を殴っていた」「怒鳴っていた」といった「キレる」状態は、この原始的な脳の部分での反応がそのまま体に出てしまっているという事。

扁桃帯で怒りを捉えてから行動を起こすまで時間は非常に短く、およそ0.25秒から2秒と言われています。この時間をアンガーマネジメントの即効性のあるテクニックを使って、怒りの対象から意識を遠ざける必要があるのです。

この時間をやり過ごせれば、今度は高次認知機能によって怒りを処理できます。周囲の状況を分析し、この怒りが理にかなっているかどうか、ここでどういう言動を取ればよいのか、感情はもう一度扁桃帯のフィルターにかけられ自分の言動を制御します。

ちょっと専門用語が多くなってしまいましたが、怒りが生じる様子をイメージして頂けましたでしょうか?ヒトは他の生物より大脳新皮質という高次機能を司る部分が大きいので、怒りを感じたらきちんとここで情報を捉えて下さいね。

(英文記事URL)
http://dazfoundation.com/Anger_Management.html

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