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皆さん、こんにちは。協会ブログチームの池田真茶です。

さて、皆さんは、子どもの頃に親に対して憤りを感じたことは無かったですか?
私には、子どもの頃にアンガーマネジメントの考え方を知っていたらこんな思いはしなかっただろうなと感じることがあります。

食事中にはテレビを消す、正座して静かに食べるなど、自分が決めたルールに厳格だった父。

なのに、ちっちゃいことでも子ども相手に本気で怒るところがありました。

例えば、テレビのチャンネル争い。食事の前後に私が楽しく見ていたテレビを急に消したり、違う番組に変更したり。我が家では、父親の言うことが「絶対」だったので、こんな些細なことでも大事でした。それで、折檻をされたことも・・・。「躾」という名の下、今の時代なら間違いなく「虐待」ですよね。しょっちゅう大声で怒鳴られ、手をあげられていました。

自分の蒔いた種で怒られていたこともあったのかもしれませんが、タバコでお灸を据えられ痛い想いをしても「一言、言ってからにして欲しかった」などと訴え続けていたようです。子どもながらに必死で想いを伝え、認めて欲しかったんでしょうね。

私の過去は、決して自慢できるものではなく、今の子どもたちには同じような体験をして欲しくないと願っています。

子どもの頃の出来事を振り返る時、家族みんながアンガーマネジメントを知っていたら、怒りに任せて不用意な言葉をぶつけることや、叩く、蹴るなどの暴力は減るだろうなと思うのです。

今思えば、「親の言うことには従うべき!」「子どもは反論するべきではない!」という言葉に、父自身が威厳を保つためにがんじがらめになってしまっていたんでしょうね。

ところが、子どもは、身近な人の言葉や言動を真似するところから成長していきますよね?

もしも、大人が日常的に暴力的な言葉を使用していたらどうでしょうか。家族が当たり前のように使っているものだとしたら、子どもは、それを悪いこととは認識出来ません。そして、知らず知らずのうちに刻まれた記憶として、同じような言動を模倣してしまうんです。

「家族みんながアンガーマネジメントを知っていたらいいな」

私がそう思うようになったのは、自分の幼少期の記憶があるからです。

子どもには子どもの言い分があるんです!

子どもであっても「どうして欲しいのか」「何が嫌なのか」…様々な思いや願いがあります。それを家族間で伸び伸びと話せるようになって欲しいのです。そのために、親も子も、みんながアンガーマネジメントを学ぶ機会があれば良いなと痛感しています。

日本アンガーマネジメント協会には、5歳~小学6年生のお子さんが学んでいただけるキッズプログラムがあります。中学生、高校生にはティーン用のプログラムも有ります。

私は、子どもたちに関わることが多いので、これからも授業などを通じて、分かりやすく「怒りについて」伝え続けていくつもりです。そして、授業を受けた子どもたちが、学んだことを家に持ち帰り、アンガーマネジメントのことを家族に話してくれることを望んでいます。家族みんなが上手に自分の怒りの感情をコントロールしていき、穏やかな家族を増やすのが私の理想であり、夢です。

怒りやモヤモヤを1つでも減らし、上手に想いを伝えあうために、2024年は、家族みんなでアンガーマネジメントに取り組んでみるのはいかがですか?


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