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◆お悩み相談

受験を間近に控え、最後の追い込みの時期になり、周囲では合格の知らせもちらほら聞こえてきました。しかし、子供はマイペース。やらなくてはいけない課題があるのに、テレビを見たり、マンガを読んだりとすぐに取り掛かろうとはしません。

私が受験をしたころには、テレビもマンガも我慢して、ひたすら机に向かっていました。
塾の費用だって高いのに、子供に本気で受験をする気があるとは思えません。
そんな子供を見ていると、毎日イライラしてつい小言を言ってしまい、ケンカになってしまいます。これではいけないと思ってはいるのですが、どう子供に接したらよいのか、わからなくなってしまいました。

◆勉強に対する「~するべき」

人は誰でも自分の信じる「~するべき」という価値観をもっています。
それは勉強だけでなく、考え方・行動一つ一つに表われます。
そのことに関して良い・悪いはありません。自分が判断基準なのです。
ただし、「~するべき」は、人それぞれ違ったものをもっているということも、同時に知っておかなくてはいけません。

この方は、受験勉強とは、24時間机に向かっていないといけないようなイメージをもっていました。確かにその時代の受験生はそうしていた方が多いのかもしれません。
しかし、そういった考え方は今の子供に通用するでしょうか?

以前は何か言葉を調べるときには辞書を引いていましたが、今はインターネットで自由に素早く調べられる時代です。出されるテストの内容も、親が受験したころとは違っているはずです。
時代の変化も考えず、ただ自分の「~するべき」だけを押しつけていては、何も解決しないでしょう。テレビを見たり、マンガを読んだりすることも、子供にとっては息抜きとして必要なことだったのかもしれません。

◆本来の目的を考える

受験をするのは何のためだったでしょうか?

それは子供のためだったはずです。
将来、やりたい仕事につくために、勉強して学校に入り、知識を身につけ、社会に出るために受験はあります。

それが、自分の「~するべき」が通用しないことに、イライラしてしまっています。
あくまでも受験の主役は子供です。親は自分の体験談を押し付けるのではなく、子供をサポートしていくことに専念したほうが、お互いに気が楽になるのではないでしょうか。

◆おすすめのテクニック

それでもまたイライラしてしまいそう・・・という方のために、簡単にできるアンガーマネジメントのテクニックについてお話いたします。

それは「カウントバック」です。

簡単に言うと「逆から数を数える」ことなのですが、ただ数を数えるのではなく、2とび・3とびや英語で行なうなど、少々難しくしてやるとよいでしょう。

この「カウントバック」はイライラしてきたときに、怒りを爆発させないために数を数えることで、気持ちを他にそらす効果があります。
とても簡単なので、おすすめですよ。

これまで、受験のために長い時間を費やし、親子ともども頑張ってきたはずです。
不要にイライラせず、子供をサポートしてください。

(文:相原あすか/編集:川嵜昌子

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