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アンガーマネジメントで不安もコントロール

2016年03月10日

アンガーマネジメントは、「怒り」の感情だけにとどまらず、自信喪失や不安などネガティブな感情もコントロールすることができます。
今回は、自信を失ってしまったときや、将来のことを考えると不安というときに有効なテクニックを紹介します。

◆自信を失ったとき

たとえば、仕事でミスが続いた。上司に怒られ、お客様には呆れられ、まわりからはダメ社員だと思われている気がする。
あるいは、プライベートで、落ち込むような出来事があった。

すっかり自信喪失し、「また失敗するのではないか」「自分はもうダメかもしれない」と思えてきた。心が折れてしまいそう。
そんなときには、「サクセスログ」というテクニックを使い、自信を取り戻してください。

「サクセスログ」は、自分ができたことを記録し、確認する方法です。
自分ができたこと、うまくいったことを、どんな小さなこと、些細なことでもよいので書き出してみてください。

たとえば、朝起きた、身支度を整えた、電車に乗れた、会社に行けたことも、できたこと(サクセス)です。

自分にとっては当たり前、普通だと思えることでも、ほかの人にとっては難しいこと、できないことが多々あります。

自分ができなかったことだけではなく、「できたこと」にも着目することで、自分を肯定し、再び前に進めるようになります。

◆将来のことが不安

さらに、将来のことを考えると不安になる、次々に心配事が浮かび、落ち着かなくなるという場合は、「セルフストーリー(未来予想図)」というテクニックがお勧めです。

これは、理想とする自分の未来像を決め、それを達成するために「自分を主人公とする物語」を描き、その実現を目指すというものです。

「できたらいいな」という弱い気持ちではなく、「こういう私を目指す」という強い気持ちで、1年後、5年後、10年後・・・に、自分は何をしているのか、どういう気持ちでいるのかを書きます。

たとえば、「1年後にはこういう資格を取得し、こういう仕事を始めている。仕事にやりがいを感じ、楽しく過ごしている」という未来像です。

未来像が決まれば、資格を取るための勉強の計画や、新たな仕事を始めるために今やるべきことも見えてくるでしょう。

自分の将来を決めるのは、主人公である自分であり、そこに向かう道を進んでいけば、描いたとおりの未来がやってくると思えば、「自分はどうなってしまうのか」という不安は消えるでしょう。

さらに、心配事があっても、「こういう場合はこうする」という解決策をあらかじめ考え、書いておけば、「たとえそうなっても大丈夫」という自信につながります。

今後、もし、つらいことや理不尽に感じることが起きても、長期的な視点でとらえ、将来から今を眺めると、「それも人生のスパイス」として乗り越えることができるでしょう。

(文・編集:川嵜昌子