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親子の感情コントロール

2016年04月12日

新しい門出の季節。街でも真新しい制服に身を包んだ中高校生や、身体より大きいランドセルを背負った小学生に会うと、頑張れ!と思わずエールを送りたくなります。

今回は、私の講座に参加された方のお悩みについて、考えてみたいと思います。

◆お悩み:小学校に入学して

我が家の息子も小学生になりました。
新しい学校・先生・友達。何もかも新しくて、新鮮な半面、慣れるまでは落ち着かない日々。
母親の私も「これからは幼稚園じゃなくて小学校。勉強もきちんと、毎日の宿題もしなくてはいけないし、持ち物も自分で管理できるよう、しつけていかなくては!」と気合いを入れて、入学式を迎えました。

しかし、その気合いが逆に良くないことを引き起こします。息子がうるさく言っている私に対して、反抗的な態度を取るようになりました。何を言っても、睨みつけて食ってかかってきます。そんな息子の態度にキレる日々・・・
どんどんエスカレートしていくイライラに耐えられません。どうしたらいいでしょうか?

◆イライラの種になるもの

アンガーマネジメントでは、怒りは心のコップの水が溢れたときに起こると考えられています。
心にコップがあり、そこにネガティブな感情(辛い・苦しい・痛いなど)が水のように入っていきます。その水が溢れたとき、怒りは発生するのです。

この方は、心のコップに、新しい環境への「不安」や、毎日の生活での「疲れ」、子供がいない「寂しさ」などの感情を入れていました。
何の感情を入れていたかを知ることにより、自分の本当の気持ちに気づくことができます。イライラしたときは、心のコップの中身を覗いてみましょう。

◆怒りの温度計

まずは、自分がどの程度怒っているのか冷静に判断しましょう。目に見えない怒りを数値化することにより、理解する方法です。
怒りを気温のように、0から10度の数字(温度)で表現します。
0はイライラしない状態、10は人生最大の怒りとします。
怒りを点数化することで、怒りの大きさを知ることが出来ます。
最初は高い温度をつけていても、何十回と繰り返すことにより、低い温度に変わっていきます。客観的に今の怒りを知ることができる方法です。

◆落ち着き始めたお子さん

本人の努力の甲斐あって、お子さんにガミガミ言わなくなった相談者様。
お子さんは、新生活に慣れたこともあり、学校でも家でもトラブルはなくなり、毎日楽しく登校しています。

子供は、親の影響を大きく受けます。自分の言葉がそのまま子供に響くのです。
怒りがコントロールできれば、お子さんも変化することが分かった事例でした。

(文:相原あすか/編集:川嵜昌子