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言ってしまいがちな、子どものやる気をなくすNGワード

2016年05月19日

大切なお子さんとの時間、楽しんでおられますか?

カメラを向けるとかわいい笑顔でポーズをとる姿を見て、もしかしてモデルになれるかも?! テレビを観ながら歌って踊る姿を見て、アイドルになれるかも?! 少年野球で活躍する姿を見て、プロ野球選手になれるかも?! 柔道の大会で活躍する姿を見て、オリンピック選手になれるかも?! 上手に描けた絵を見て、芸術家になれるかも?! がんばって作ってくれたお料理を食べて、天才料理人になれるかも?!

子どもの将来を想像したらわくわくして、とても楽しみな方はたくさんいらっしゃると思います。

子どもはたくさんの可能性を秘めています。元気で健康に育ってくれるだけで幸せだけど、できれば可能性をどんどんのばして欲しいものですね。
そう思うと、おのずと子どもへの期待は大きくなり、子どものためにと叱った言葉で傷つけたり、やる気をなくさせたりしているかもしれません。

今回は、アンガーマネジメントに関する研修会に参加していただいた子育て中のお母さんたちがついつい言ってしまう言葉や、小学生の子どもたちが親から言われて「嫌だ!」と思った言葉からNGワードとしてご紹介いたします。

 

◆子どもは誰かと比べられることにとても敏感

親がやってしまいがちな誰かとの比較。その対象は、兄弟や姉妹、親戚、同年代のお友達。

「◯◯ちゃんは、もうできるようになったんだって」

たとえば、朝自分で起きられる。ひとりでトイレに行ける、身支度ができる、おつかいに行ける。お家のお手伝いができる。時計を見て時間がわかる。分数や小数の計算ができる。飛び箱を飛べるなど・・・。
子どもの成長過程において、周りの子どもたちはできるようになってきていることが、我が子はまだできない・・・。

「なんでできないの?」「どうしてできないの?」

「こんなこともできないなんてうちの子じゃないんちゃうか!」
なんて、つい言ってしまう言葉。でも、ちょっと待ってください!

誰かと比べられたら、「がんばっているのに・・・お父さんやお母さんは◯◯ちゃんのほうが好きなのかもしれない・・・」と認めてもらえない悲しさが募ります。また、「嫌われているのかもしれない」と傷ついて不安になってしまいます。

 

◆アンガーマネジメント的アドバイス

「私の子どもなのだから、もっとできて当然」「子育て本のとおりにならない」「自分の理想と違う」これらにはあなたの理想論が隠れています。
つまり、『こうあるべき』というマイルールです。

一方、子どもは人生の初心者です。多くを学んで成長してきた親と、人生の初心者の子どもには、できる事とできない事に大きな差があります。
子ども同士でも、心や体の成長、興味、なにかを修得するまでかかる時間など、それぞれ異なります。

できないことに怒っても、できるようにならないですよね。イラッとした時は、怒りの感情のピークである6秒待ち、一呼吸おいて心を落ち着けてから、できるようになる方法を一緒に考えたり、コツを教えてあげたりしてみてはいかがでしょうか?

そして、何かができるようになった時に、一緒に喜んでほめてあげてください。お父さんやお母さんにとってはできて当然でも、人生の初心者くんにとっては大きな進歩です!

「できたね!」「すごいね!」「うれしいね!」「楽しいね!」
子どもをどんどんやる気にさせる!グングン伸ばす声がけとしてOKワードを考えてみませんか?

 

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子