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家事に追われ、育児に奮闘し、仕事に没頭する・・・。
なにも気にせずにゆっくりとプライベートな時間を過ごせたら・・・。
1日が短く感じることはありませんか?

以前に、『言ってしまいがちな、子どものやる気をなくすNGワード』をご紹介しました。今回は、大切なお子さんとの時間をより良い時間にするために、つい言ってしまいがちなNGワードを、子どもが断然やる気になる「ポジティブOKワード」に言い換える方法をご紹介いたします。

 

◆子どもは思っている以上に大人の話をしっかりと聞いている

「まだ小さいから意味が理解できない」「他の事に夢中だから、聞こえていない」と思っていても、子どもは大人の表情、身振り手振り、声のトーンなど、さまざまな情報から大人の話を聞きとっています。つまり、普段の何気ない言動が、子どもの人格形成に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。

今回は、アンガーマネジメントに関する研修会に参加していただいた子育て中のお母さんたちがついつい言ってしまう言葉や、小学生の子どもたちが親から言われて「嫌だ!」と思った言葉、筆者が薬剤師の仕事をしているときに経験したことから「NGワード」としてご紹介いたします。

 

◆子どもがお薬をさっさと飲まない

風邪を引いた時、下痢や便秘をした時、熱が出た時など、子どもが体調を崩した時に受診すれば、医師が必要と判断した時には治療薬が処方されます。
その時に、
「この漢方薬、臭いし苦いし飲みにくいよね。私はきらい」
「この粉薬、お水で飲みこんでも口の中に残って飲みにくいわ」
など、治療薬に関して親がネガティブな表現を子どもの前でしていれば、その薬を飲むことを嫌がることにつながりかねません。

「さっさと飲みなさいよ!」
「見てたらイライラするわ!」
「苦いって言っても仕方ないやん。病気になったのはあんたでしょ」
お薬をなかなかのまず、ぐずる子どもにイライラして大きな声で怒っても、子どもが進んでお薬を飲むようになるのでしょうか?

 

◆アンガーマネジメント的言い換え術

*「早く飲みなさいよ!」
→「元気になってほしいから、先生にもらったお薬を飲もうね。このお薬はご飯を食べ終わったらすぐに飲むとよく効くんだって」

なぜ、今飲まなくてはならないのか分かるように説明すれば、子どもが薬を飲む行動に移りやすくなります。

*「苦いって言っても仕方ないやん。くさいとか言ってんと飲みなさい。病気になったのはあんたでしょ」
→「お薬のにおいや味が、病気を治すことに役立っているんだって。◯◯ちゃんなら上手に飲めるよ!がんばって!」

ネガティブなイメージを持ってしまっていると飲みたくないと思うのは当然。そのネガティブなレッテルをポジティブなレッテルに張り替えれば、子どもの薬に対するイメージが変わり、子どもが薬を飲む行動に移りやすくなります。

親がとった言動から、子どもはネガティブなレッテルを様々なものに貼ってしまいます。子どもにとって有用なものに先入観を与えないようにアンガーマネジメント的言い換え術を使ってみてください。

子どもがなにか失敗をした時、やってはいけないと約束していたことをしてしまった時、つい言ってしまいがちなNGワード。もしかしたら、表情も態度も声も普段と随分変わっているのかもしれません。
今日から、声をかけるまえに意識してひと呼吸おき、言い換えをしてから伝えてみてください。

その時に、「できたね!」「すごいね!」「うれしいね!」「楽しいね!」と、子どもをどんどんやる気にさせる、グングン伸ばすOKワードもお忘れなく!

 

※ 前回(6/7)、今回(6/23)は、「梅雨の季節の体調不良~気象病~ についてお届けしたいと考えています」と書きましたが、都合により違うテーマでお届けしました。

 

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子