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「季節の変わり目」に思う

2015年11月19日

◆季節の変わり目にイライラ

秋から冬にかけてのこの時期、「季節の変わり目」をどうもうまく過ごせないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
体調を崩しやすかったり、かぜが治りにくかったり、そして、いまひとつ意欲も湧かない日々。
毎年のことなので、今年こそと思って頑張ってみるものの、いつの間にか体調が悪くなってしまう繰り返しにイライラ。

さらに、この時期「一雨一度」の言葉どおり、雨が降るたびに気温が下がって、冬へと向かっていきますが、一方で、前日とは違って暖かい日が続くことがあります。この天候の変わり方にもついイライラ。
その日の気温に合わせて、服装や持ち物も変えたりする必要も出てきます。朝にてこずることも増えていませんか。

私も10月末から何となく不調が続きました。
夏から秋にかけて仕事が立て込んだり、急ぎの用事が入ったり、その都度スケジュールを調整しながらバタバタと過ごしてきました。

そして、直さなくてはならない原稿を印刷している時にプリンターの調子が悪くなった時にはもうがっくり。
体調が悪くなってしまうと、仕事の効率も落ちて、小さな失敗も多くなります。てきぱきと仕事がこなせない自分にもイライラしてしまうことがあります。

しかし、自分にイライラしても体調が戻るわけではありませんし、仕事が早く終わるわけでもありませんでした。

そして、11月の2週目にはとうとう熱も出てきました。
どうしようか迷いましたが、選択した行動は「ゆっくり休むこと」でした。
週末の2日間何も考えないようにしようと決めて、ゆっくり過ごすことにしました。

「あれもしよう!」「これもしなくては・・」と頭の中でいつも渦巻いていたことがゆっくりと整理できるようになり、優先順位をつけることができました。翌月曜日の朝は、気分爽快。暖かな日差しにも助けられて、新しい1週間をスタートすることができました。

◆季節の変わり目がもたらすもの

それから2、3日後のことです。用事を済ませるために、市内の中心部に車で出かけていきました。

いつも見慣れているはずの景色にハッと息をのみました。街路樹の銀杏の木々に目をやると、あるところはすっかり黄色に色づき、その隣の木はまだ緑色の葉を残し、さらに、その隣は黄色に。自然の織りなすグラデーションは、絵画のようにも見えました。すべてが同じように変わっていくのではないこと、徐々に、徐々に季節は変わっていくことを実感しました。

「季節の変わり目」は、私たちに変化をもたらしますが、自然にもこのようにして移ろいを促していくのです。いつも慌ただしくしている時には気づくこともなかった、目の覚めるような光景でした。それは決してイライラの対象になるものではありません。
もっと季節の移り変わりを楽しみ、その中にある小さな変化を見つけ、驚いたり、感動したり、心豊かに過ごしていくための時間であると思います。

疲れたり、イライラしたりするこの時期、そっと窓から景色を眺めてみるのもよいかもしれません。

(文:三浦和美/編集:川嵜昌子