プレスリリース

2019年06月27日

西日本高速道路サービス四国とのコラボプロジェクトをスタート!33箇所であおり運転(ロードレイジ)撲滅に向けたチラシ6000部を配布


全国から、ロードレイジ(あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)を無くしたい!

西日本高速道路サービス四国とのコラボプロジェクトをスタート
33箇所であおり運転(ロードレイジ)撲滅に向けたチラシ6000部を配布

7月7日(日)に全国各地で開催するイベント「親子で学ぶアンガーマネジメント」でも配布予定

怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区、代表理事:安藤俊介)は、西日本高速道路サービス四国(代表取締役社長:平山 博登、以下:NEXCOサービス 四国)とのコラボプロジェクトとして、2019年6月~2020年3月の期間、ロードレイジ撲滅に向けたチラシを配布いたします。西日本高速道路(株)の子会社であるNEXCOサービス四国は、四国内の高速道路で料金収受業務及び交通管理業務を行っており、交通安全キャンペーン等においてサービスエリア(上板SA、府中湖PA、南国SA、石鎚山SA)などで配布します。
サービスエリアの他に、同協会のイベントなど計33箇所で配布し、チラシの総数は6000部を予定しております。


同協会は2017年6月に発生した東名高速の追い越し車線事故をきっかけに大きな社会問題となった、ロードレイジ(自動車走行中における、あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)の撲滅を目的とした『新・あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクト』を実施して参りました。同じくロードレイジ撲滅の取り組みを実施しているNEXCOサービス四国が、同プロジェクトの活動に賛同し、コラボプロジェクトをスタートすることになりました。

具体的には、2019年6月~2020年3月の期間中、四国内の高速道路にある上板SA、府中湖PA、南国SA、石鎚山SAなどのサービスエリアの他に、親子イベントの会場や小学校PTA研修会の会場など33か所で、合計6000部のロードレイジ撲滅に向けたチラシの配布を予定しております。同協会では、NEXCO中日本や警察機関との様々な取り組みを行ってまいりましたが、西日本でのコラボプロジェクトは、初めての取り組みとなり、同協会代表理事の安藤俊介は「西日本のエリアでもロードレイジ撲滅のための啓発活動が広がることを大変嬉しく思います。地道な活動が少しずつでも確かに日本中に広まりつつあることを実感しています。」とコメントしています。


“7月7日(日) 「親子で学ぶアンガーマネジメント 2019 夏」を全国各地で実施予定”
本年も、北は北海道から、南は沖縄まで、多くの場所で親子を対象にしたアンガーマネジメントイベント「親子で学ぶアンガーマネジメント」の開催を予定しています。学校や家族での様々なイライラを、我慢するのではなく、どのようにコントロールする方法があるかを、各地域のアンガーマネジメントファシリテーター(同協会認定講師)、アンガーマネジメントキッズインストラクターがお伝えします。四国内の一部会場では、ロードレイジを絡めた交通安全啓発のお話をNEXCOサービス四国の方にお話いただきます。この機会に、子どもと一緒に、あおり運転などロードレイジの危険性について考える機会を提供いたします。
2019年7月7日(日) 全国で一斉開催!詳細は下記をご覧下さい。
https://www.angermanagement.co.jp/blog/51163


ロードレイジ(あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)撲滅への想い

「全国からロードレイジをなくしたい!」という日本アンガーマネジメント協会の思いを実現するため、運転する方はもちろん、運転しない方にも手に取っていただける、運転におけるアンガーマネジメントのポイントをまとめた啓発グッズの作成、全国配布によって“怒り”による危険運転撲滅を目指すクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/angermanagement)を2018年1月から30日間実施。目標額の170万円に対し、総勢243名から総額2,107,000円の支援が集まり、目標を達成。目標額が集まったことにより、本プロジェクトの実施が決定しました。

ロードレイジはアメリカでは1980年代初頭より社会問題となっています。アメリカでは誰もがロードレイジの加害者、被害者になると警鐘を鳴らしています。特に怒りっぽい人が問題を起こすわけではないという点が非常に大きなポイントです。
車の運転と怒りの感情は密接に関係していると考えられています。事実、アメリカではスピード違反などの交通違反者に対して、裁判所からアンガーマネジメントを受講するよう裁判所命令がくだされることは珍しくありません。
日本でもロードレイジという言葉そのものは認知はまだ十分にされているとは言えませんが、あおり運転、危険運転などのロードレイジに含まれる行為は誰もが身近に感じている問題となっているでしょう。

現代人の生活と車の運転は切っても切れない関係です。そんな日常的なことの中にこうした問題があり、これまで放っておかれていたことは日本社会としてとても残念なことでした。
このプロジェクトをきっかけに一人でも多くの人にロードレイジが危険なものであり、犯罪になりえるもの、人の命を危険にさらさせるものであることを広く知っていただきたいと切に願っています。

ロードレイジの加害者・被害者にならないためには?
  • ●目的地に余裕を持って到着すること
  • ●割り込まないこと
  • ●追い越し車線でゆっくり走らないこと
  • ●あおらないこと
  • ●他の運転者を挑発しないこと
  • ●緊急時以外にクラクションを鳴らさないこと
  • ●危険運転者には抜いてもらうこと
  • ●絶対に車から降りないこと
  • ●相手の車が見えなくなるまでやり過ごすこと


気持ちを落ち着けるアンガーマネジメントテクニック



あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクトの経緯


【アンガーマネジメントとは】

 アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立され、現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています。
 
 近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場などで導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会(アメリカ)の日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を社会に浸透させています。

【一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会】

法人名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
代表者:代表理事 安藤 俊介
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階

安藤 俊介(あんどう しゅんすけ)


怒りの感情コントロール専門家。怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。
ニューヨークで働いていた際、イライラ、怒りに振り回される自分に苦しんでいたところ、「アンガーマネジメント」に出会う。怒りを理解し、うまくマネジメントする手法を実践するうちに、自分自身が生まれ変わったことを実感する。世界で15人しかいない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアメリカ人以外では唯一登録されている。


【厚生労働省「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任】

2017年4月、厚生労働省は、職場のパワーハラスメント防止対策を強化するための方策の検討を行うため、有識者や労使関係者からなる「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の設置を発表し、当会代表理事の安藤も委員に就任した。

【メディア出演実績】

TV :NHK「おはよう日本」、日本テレビ「NEWS ZERO」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、日刊スポーツ、夕刊フジ 等
雑誌:AERA、PRESIDENT、クーリエジャポン、anan、MORE、BAILA、美的、UOMO、GQ JAPAN、ALBA 等

【アンガーマネジメント 導入実績】

企業:三井物産株式会社、野村証券株式会社、スカイマーク株式会社、SMBCコンサルティング株式会社 等
教育関連:東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、奈良県教育委員会、埼玉県立飯能南高校 等
アスリート:片山晋呉(プロゴルファー)、前園真聖(元プロサッカー選手) 等

【講座概要】
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
■講座:
アンガーマネジメント入門講座、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座、
アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座、アンガーマネジメントティーンインストラクター養成講座、
アンガーマネジメント診断講座、アンガーマネジメント応用講座、アンガーマネジメント叱り方入門講座、
アンガーマネジメント手帳活用講座など

■費用:3,000円(税抜)~
■受講条件:講座の種類によって異なる