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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
私は、総合病院の外来診療棟中央処置室に所属し、成人・小児の採血・注射・点滴業務の他、放射線検査(CT・MRI・PET・SPECT)の介助、放射線治療科の治療・診察の介助、健診センターでの業務に就いています。放射線検査では、当院受診中の方だけでなく、他院からCT・MRI・PET検査等をされる方々もいらっしゃいますので、その方々の検査介助に従事することもあります。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
時間に追われながらの多重業務の最中。1日約1000人の外来患者さんの受診・検査・治療を間違いなく進めていかなければならないプレッシャー。スタッフ同士、状況把握が不十分な状況下でのコミュニケーション。
そのような中、検査指示を出された科からの申し送りを受け、検査を安全に進められるよう、最大限の注意を払います。申し送りが不足している内容を確認しますと、「こちらが忙しいときにそんなことを!」という言動をされることがあります。そのようなとき、思わず、「こちらは必要なことを確認しているのに!」とイラッとします。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
「自分さえ我慢すれば・・・」と自分の意見を飲み込み、相手がしなければならないことも、自分がしてしまった方が早いと抱え込んで動いてしまい、「なぜ、自分ばかりが?」と、勝手にイライラを募らせていました。また、「伝えてもわからない人」だとレッテル貼りをし、そのレッテルをいつまでも持ち続け、接触するたびに、イライラをため込んでいました。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
相手方の状況が見えないながらも、枕詞などを使って、相手に配慮しながら、こちらの考えを主張できるようになってきました。そして、自分の第一次感情や「べき」に気付くことで、思考のコントロールを意識できるようになり、相手のイライラに巻き込まれて、イライラを継続させたり、レッテル張りをしたりすることが減っています。

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
これまで、「自分さえ我慢すれば・・」と、向き合ってこなかった問題に向き合い、どうすれば、解決に向かうのかを、具体的に考え、主張することは主張しながらも、他部署と共働し続ける方法を模索するようになりました。

■6)メッセージ
アンガーマネジメントを知り、失敗を繰り返しながらも実践し続けていくことで、自分の怒りだけでなく、相手の怒りへの理解が深まり、自分と相手の感情を切り離して考えることができるようになります。
そして、自らの怒りを持続せず、周囲の怒りには巻き込まれずに出来事に対処できるようになります。イライラの場面が多い現場だからこそ、アンガーマネジメントを実践し続けることで、日々、より良い看護の提供ができると信じています。