ほっと・AM
こんなときに役に立つAMテクニック
「手ぶらはよいけど…」
こんにちは!協会ブログチームの石井早代です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます!
皆さまは、ゴールデンウィークをどのように過ごされましたか? 3月にマスク着用の考え方の見直しがされ、5月には新型コロナウィルスの感染症法上の分離が5類に引き下がることもあり、行動範囲も広がったことと思います。我が家は、主人の父が入院していたり、チワワ一匹を置いておけない状況もあったりで、いつも日帰り旅です。
さて、歴男歴女の我が家は、大河ドラマの舞台が愛知県岡崎市であることから、岡崎市に向かうことに決定! 超〜かっこいい特急を予約して、いざ出発です。
いつも出かける際は、「荷物は少なく」と言っては、ポケットにあれこれ詰め込む我が夫。この日も携帯は胸ポケットに、タオルハンカチはパンツのポケット、顎マスクに、日除けタオルは首にかけた手ぶらスタイルです。
私のリュックには、2人のペットボトル、お菓子、パンフレット、参考本等、重い重い。
雨予報も晴れ予報に変わり、気分上々で最寄駅に着き手ぶらの夫に
「え?手ぶらはよいけど…ICカードは?」と聞くと、「定期しか持ってない」との返事です。
(※ICカード 私鉄、地下鉄、バス、JRで使える交通系の非接触型乗車券)
お財布もなし、ICカードもなし。先日、切符売場で見た大混雑を思い出した私は、
「こんなん、今日みたいな混雑した日に、いちいち切符売場に並ぶの??? 信じられへんわ」「向こうでも使えるの?」
「今は全国どこでも使えるわ」
「そんなん知らんもん」
「常識や」
「知らんもんは知らん、早代はあちこち行っているから知っているだけや」
「なんでも自分は楽しようとして、荷物も持たん、計画も立てへん」
とまぁ、駅のベンチで口喧嘩です。
「そんなん言うのやったら、もう帰る!」
「帰ったら?」
売り言葉に買い言葉で腹を立てた主人は、改札を出て家路に向かおうとします。
「ここで帰られたら、特急券が往復パァになる。払っているのは私やし」と焦った私。本心ではなかったけど、渋々「ごめん、言いすぎた」と電話で謝る羽目となりました。
こんな時に、「アンガーマネジメント」というワードが頭にわんさか出てきます。
イライラのきっかけは、ICカードを持ってこなかっただけ。無ければ、切符売場に並べば良いだけ。荷物が重ければ、持ってもらったら良いだけ。
ほんの些細なことが、イライラの原因になった出来事でしたが、どのように出来事を「意味付け」するかで、生まれる感情は大きく左右されます。心の持ち方を変えれば「意味づけ」の方向も変わり、無駄なイライラも減るんですよね。
超快適な特急に乗って、大河ドラマの舞台、岡崎市で歴史に触れることができた我が家の珍道中でした。