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皆さん、こんにちは。協会ブログチームの池田真茶です。

さて、私は、毎年10月に入ると来年使用する手帳を探し始めます。来年は、どんな年にしようかな?などと考えながら書店などの手帳コーナーに出向き、イメージを膨らませるのです。私のこだわりは、「カレンダータイプ」「月曜日始まり」「翌年3月まである」などです。

皆さんは、手帳選びにこだわりはありますか?

■アンガーマネジメントトレーニングブックが発売

10月には、日本アンガーマネジメント協会が監修する手帳「アンガーマネジメントトレーニングブック」が発売されました。今年で、5回目となり、毎年使いやすくパワーアップしています。

手帳にこだわりがある私ですが、スケジュール以外は、あまり手帳に書き込みをしません。実は、日記などの記録を残すのがとても苦手なのです。ところが、ここ数年、「アンガーマネジメントファシリテーターたるもの、アンガーログ(怒りの記録)を付けることは必須」と言われ続けてきました。もちろん、私もアンガーマネジメントトレーニングブックを購入し、ワクワクしながら最初は書き始めます。ところが、日記などを書き綴ることが苦手な私は、毎回挫折状態で次の年を迎えていました。「毎日のように書けない人だっているんだよ!」「トレーニングと言われても苦手なんだから仕方ない」」と心の中で言い訳をし、ある意味、「毎日書くのは当たり前!」という言葉に苦しんでいたような気さえします。

そんな私ですが、最近、少し習慣を変えました。ベッドに入ってから寝る前に1分だけ「トレーニングブックを手にすること」を試し始めました。すると、ふと書きたくなる日が出てくるようになったのです。今でも毎日は書けない(他のアンガーマネジメントファシリテーターの皆さんは、毎日書いていらっしゃいます)のですが、枕元に置き、手にするという行為が、かなり功を奏した訳です。

「毎日しなくちゃ!」と思うと、出来ないことに対して「ダメな人間だ」と自分で自分にレッテルを貼ってしまうことになります。「出来たこと」を楽しむのが、続けていくコツなんですね。

■手帳には何を書きますか?

アンガーマネジメントトレーニングブックの最初のページを開くと、「1年後には、ムダな怒りから解放されているだけでなく、なりたい自分を手に入れているでしょう」とあります。この言葉は、今の私にとって、とても心に響くものでした。アンガーマネジメントを学び始めて10年経ちましたが、改めてこの言葉が身に染みた気がするのです。

出来ない自分を責めるのではなく、「1つでも出来たらOK」と思うようになってからの方が、結果的に手帳を開く回数が増えました。まだまだ、スケジュール以外のことを書くのは苦手ですが、そんな自分のことを認めつつ、1年後の変化にちょっぴり期待しています。

アンガーマネジメントは、心理トレーニングです。そして、アンガーマネジメントトレーニングブックは、それをより身近なものにし、日々、自分の感情に向き合っていくためのツールです。

「毎日取り組まなければならない!」と自分を追い込んでしまうと、途中でつらくなることもあるでしょう。出来ない事にイライラするのではなく、ゆっくりで構わないので、皆さんも自分のペースで「怒りの感情」と向き合ってみてはいかがでしょうか?

皆さんは、来年、手帳に何を書き記しますか?

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