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こんにちは、協会ブログチームの梶田多恵子です。

前回のブログでは「企業が新入社員を迎える時に役立つアンガーマネジメント」についてご紹介しました。

時代が変わり、働く人の環境も大きく変わってきました。

かつては「終身雇用」が当たり前でしたが、最近では次にあげるように中途採用者が増えています。

1)キャリアアップのため新しい職場に変わる人
2)派遣社員として働く人
3)子育てや介護のため、働き方を変える人
4)少子高齢化の影響もあり、定年後も働こうと異業種から転職する人
5)コロナ禍で会社が倒産して転職せざるを得なかったという背景

 

即戦力として働いてもらえる中途採用者や派遣社員を積極的に採用する業種が増えている一方、せっかく新しい職場で働き始めたものの、長続きせずに辞めてしまうケースもあるようです。

原因の一つに「職場の人間関係がうまくいかずに転職した」というケースが増えてきているようです。

今回は中途採用で働く人と雇用側、両者に役立つアンガーマネジメントについてお話します。

 

  • 雇用側と中途採用者との「~べき」のすれ違いがイライラを生む?

社会経験や仕事の知識がまったくない新入社員に比べると、中途採用で職場に入ってくる人は、経験や知識があり、文字通り「即戦力」として現場に期待されて入社してきます。

受け入れる側としては「経験があるからこれくらいできて当たり前」と短期間の研修ののち、「では現場で働いてください」という事になります。

(べきとは、当たり前、普通、常識、~な筈という言葉に置き換えられる)

 

結果、中途採用者が「経験はあってもこの職場での仕事のやり方がわからないから教えてくれるべき」などの不満を抱えることになります。

 

一方で受け入れ側は「なんでこんなことも出来ないの?」(中途採用者は即戦力として働くべきだ)「仕事ができないね」と中途採用者に対して不満を持つようになります。

 

これとは全く逆のケースもあります。

スキルの高い中途採用者が「この会社はやり方が古い効率よく仕事をすべき」とチームに相談なしに自分のやり方で仕事をしてしまう時があります。

まだ経験が浅い教える側よりも経験豊かな中途採用者の方が年上の場合「それくらい知ってるよ」と教える側を無視して自分のやり方で進めてしまう場合も当てはまります。受け入れ側は「今度入った人が上から目線でいう事を聞いてくれない」「チームで連携をはかるべだ」と不満を持つことになります。

それらが積もり積もって人間関係もギクシャクしてしまい結果退職してしまう、ということがありがちです。

これは中途採用者と受け入れ側それぞれ、仕事に対する「~べき」の違いがあるから起きることです。

アンガーマネジメントでは、自分自身の「~べき」と目の前の現実との間にギャップが生じると怒りを生むと考えます。

雇用側または受け入れ側からみると「中途採用者は即戦力として働くべきだ」「中途採用者は経験豊かなのはわかるがうちの職場のルールに従うべきだ」という「~べき」があるでしょう。中途採用者側からすると「仕事をするのだから、細かい所の研修はしてくれるべき」「会社の中で改善するところは改善するべき」「私は経験豊かなのだから言ってることは正しい、みんな話を聞くべき」といった「~べき」もあるでしょう。両者お互いの「~べき」の中で共通点を見つけ、違うところはすり合わせをして、仕事の進め方のルールを明確化することでこのイライラは解消することができます。中途採用者が自分の経験を職場で十分に発揮するためには、お互いが歩み寄ることが必要です。

 

  • お互いの中にある「ここで働けるのか」という不安感もイライラが募る

また、アンガーマネジメントでは「ネガティブな感情や状況が怒りを大きくしやすい」とも考えます。両者には「ここで働いて行けるのか」という不安感が強いでしょう。中途採用者側は「会社が自分を受け入れてくれるのか」、受け入れ側は「うちの職場で長く働いてくれるのか、また今回も辞めてしまうのではないか」という不安です。この不安を双方が解消できるよう具体策を講じることも必要です。例えば、コミュニケーションを図るため雑談も方法具体策の一つです。私の職場では、休憩時間の間に職員が一息つくコーヒータイムを設けています。この時は仕事を離れていろんな雑談で盛り上がり、また仕事に戻ります。

 

  • 私も中途採用者でした

実は私自身、事務職から介護職へと転職をしました。今から20年近く前の話ですから「仕事は見て覚える」的な風潮もあったと思いますが、資格取得後、初めて勤めた施設では、いきなり仕事を任されて正直戸惑うことばかりでした。利用者さんの状況もわからず、実習でしかやったことのない排泄介助や食事の準備を任されたのですが、職場の人に注意されることばかりでした。誰に何を聞けばいいのかもわからず、教えてくれないもどかしさ、いらだちもあり、仕事にも慣れず「仕事ができない。この職場に向いてないんじゃないか」とさんざん悩んだ挙句、1週間で辞めてしまったという苦い経験があります。今勤めている施設は初めから利用者さんの様子について説明を受け、仕事の進め方も先輩から丁寧に教わりました。私の職場は中途採用の方がほとんどです。自分自身の経験もあってか、早く職場になじんでもらえるよう、コミュニケーションの取り方に工夫をしています。その中でアンガーマネジメントは役に立っているスキルです。

 


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