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コラム - アンガーマネジメント
怒り方は、どうやって身につく?
こんにちは。協会ブログチームの林祐利江です。
この夏、子どもたちと写真整理をしていたら、アンガーマネジメントをはじめた頃の懐かしい写真が出てきました。
私の怒り方は誰から?
私は、ママ友がアンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座を開催し、受講したのがきっかけで資格を取得しました。
当時、三人の子育てをしながら嬉しいことも楽しいことも沢山ある一方で、こんなにも感情が揺さぶられるのか。と自分でも信じられない位に怒りの感情も日々の中で感じることが多くありました。
自分でも抑えきれず、吐き出すことしかできない状況で、「どうしてこんなに自分は怒っているんだろう」「なんでこんな怒り方しかできないんだろう」「誰に似てこんな怒り方しかできないんだろう」とすごく悩んでいました。
怒り方は親や周囲の人から自然と模倣して身につくもの
アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座の受講中、講師から「私たちの怒り方は、親や周囲の人から自然とコピーして身につけてきた」と聞いて衝撃を受けました。思い返してみると自分の怒り方が、母親そっくりだったことに気がついたからです。同時に、父にされてきた理不尽な怒り方も子どもたちにしていました。
皆さんも、自分の怒り方が自分の親にそっくりだった、部下への怒り方が上司に似ていたなど経験はありませんか?
怒り方は変えられないのか?
自然とコピーしてきたから、怒り方は変えられないのでは?と当時は思っていました。でもそうではありませんでした。沢山の失敗も重ねながらアンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得し十数年が経ちました。これまで続けてきたのは、自分の怒り方が変わったからです。
また、けんかばかりして、私そっくりに怒っていた子どもたちにも変化がありました。我慢することなく、相手を傷つけることなく意見を言えるようになったり、相手の意見に耳を傾けたり。誰に相談すれば良いのか自分で考え行動ができるようにもなりました。
いつからだって始められる!でも早い方が良いのは確実
アンガーマネジメントは、年齢や性別、学歴や立場に関わらず誰もが取り組めるメソッドです。心理トレーニングですから、理論を学びトレーニングを続けることで、いつからでも自分の怒りの表現の仕方も変えることができます。
新しい習慣を抵抗なく受け入れられる幼少期からトレーニングを重ねていくことが、その後の人間関係においても有効です。
アンガーマネジメントキッズ講座
私が最初に出会った、アンガーマネジメントキッズ講座がまさにそうです。この講座では、「怒らない子ども」を目指すのではなく、すぐに実践できる形で「怒りを反射的にぶつけない・自分の要求や感情を適切に表現する方法を身につける」ことを目的として立ち上げられました。ワークの中には子どもたちが自分の気持ちに向き合えるためのワークが沢山あります。自分の気持ちに向き合い、言語化することは、気持ちを伝える土台作りにもなります。
残り少ない夏休みに親子でアンガーマネジメントに取り組んでみませんか?
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現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。