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先日、全職員がアンガーマネジメント研修に参加してくださった企業の、研修担当者のAさんから「良い変化が見られた。」と嬉しいメッセージが届きました。Aさんの職場では、多様化を進める中で職員同士の衝突が増えてきている。その結果として離職率が増加しているという課題がありました。

近年、職場の多様性がますます重要視され、その中でアンガーマネジメントの必要性も一層注目されています。多様性がもたらす価値は様々あり、Aさんの勤めている地方企業においても、様々な地域出身やバックグラウンドを持つ人々が働いています。
こうした多様な人材が集まることで、新しいアイディアや視点が生まれ、創造性やイノベーションが促進されます。また、異なる文化や考え方を尊重しあうことで、チームの一体感や協力関係が強化され、職場環境に好循環をもたらします。その一方で、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まることで意見の相違や衝突が生じる場面もあります。

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時代は、これまでの画一的な価値観の社会から、多様化する社会へと変化していますが、こうした変化を受け入れられない、変化についていけない人も沢山います。企業体制を時代に合わせて改革する中で、こうした方々に価値観のアップデートをしてもらうことに苦労している企業も地方では、まだまだ多いと感じています。
今まで各々が大事にしていた社会常識が通用しない場面に出会うことも多くあり、意見の相違や誤解から感情的な衝突が日常的に生じることはあるでしょう。その結果として、誤まったコミュニケーションによる生産性の低下や組織の混乱、そこから不平不満を誘発し離職率の増加等の問題につながっていることは否めません。
そうしたことを考えると、これからの私たちが時代や社会を生き抜いていく為には「自分と違う物事や考え方をいかに受け入れることができるか」が鍵になるのではないでしょうか。

アンガーマネジメントは、自分の怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングですが、自分と違うことに対して受容度を上げることも大切にしています。
そうしたことを打ち合わせでお話をし、Aさんの職場では、アンガーマネジメントが共通言語になるように研修を進めていきました。その結果として、感情の爆発や不穏な空気が生まれる前に「アンガーマネジメント」をキーワードにお互いの考えや捉え方を話せる場面が増えてきたことで、建設的なコミュニケーションが取れるようになってきたとの嬉しい報告でした。

 

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怒りの感情は、誰もが持っている自然な感情です。職場内で怒る必要のある場面、部下を叱る必要がある場面もあるでしょう。その中でも、お互いを尊重し合いながら如何に適切に表現するのか。そのためのスキルとして職場内で「アンガーマネジメント」を取り入れてみませんか?


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