コラム
ウォルマート店員の災難
前回、ビデオゲームのキャラクターを息子に殺された父親が、今度は自分で息子の首を絞めてしまった事件をお伝えしましたが、今回はウォルマートの店員さんが災難に遭ってしまったようです。
オハイオ州に住むトニーという女性(49才)は、近所のウォルマートで買い物をした際、出口近くに立っていた店員に呼び止められました。
「レシートを見せてください」
オハイオ州のウォルマートが該当するかは分かりませんが、アメリカでは店から出る時に、全員の客のレシートをチェックする所が結構あります。
すると何が面白くなかったのか、被告はいきなり71才の店員の首を絞めたというのです!
裁判官は「極めて叱責に値する犯罪」として、禁固15日と今年度末までのアンガーマネジメント講習の受講、更にそのウォルマートと被害者には5年間近づくな、という接近禁止命令も出しました。
この女性には23才になる娘もいるのですが、この娘も横暴な振る舞いから3日の禁固刑、そしてやはり5年間ウォルマートへの接近禁止命令を受けました。
小さい頃から親が理不尽に怒っている姿を見ると、それが社会的に許容されると思ってしまうのでしょうね。子どもは親の反応を見て、どこまでワガママが許されるのか常に境目をテストしていますから。親の反応が、すなわち子どもの見本になってしまうのです。
(英文記事URL)
http://www.wtsp.com/news/article/213691/58/Woman-gets-15-days-in-jail-for-choking-Walmart-greeter