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海外の多くの国には、政府が運営する公的刑務所と、企業が運営する民営刑務所があるのをご存知でしたか?

日本には馴染みのないこの「民営刑務所」ですが、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等ではごく一般的で、株式市場に上場している会社もあります。

今回の記事では、オーストラリアの民営刑務所がいかに公的刑務所より優れているかご紹介します。

まず、民営刑務所は公的刑務所と比べ専門スタッフによるプログラムが充実しています。キャンベラ近郊の刑務所では、少なくとも4名の心理学者、同数のソーシャルワーカー、福利委員が数々のセラピープログラムを提供しています。

例えばアンガーマネジメント講習、薬物治療、性暴力加害者を常習的犯行から遠ざけるプログラム等。また犯人が脱走した際、企業は請負先との契約で高い罰金を払うのですが、これにより刑務所の質も公的刑務所より高いのだとか。

これだけの内容に関わらず、民営刑務所は公的刑務所よりはるかに運営費が安くなっています。その理由の一つには、刑務所を運営する民間企業同士の「戦い」があります。なるべく経費を削減して、競合会社に勝とうと努力しているのです。

また、民営刑務所にも職員組合はあるものの、公的刑務所の職員がするような無理な賃上げ要求等はしないそうです。スポーツ活動やレクレーションもあり、受刑者にも民営刑務所の評判がいいそうです。

ただオーストラリアの民営刑務所は全て海外の企業が経営しているので、記者は自国の起業家もぜひ参入してほしいと感想を述べています。

オーストラリアの刑務所も、民営化前はあらゆる予算が政府の管理下にあったため、ある意味どんぶり勘定でも誰も文句を言いませんでした。民間が参入する事で、質を上げつつ無駄な部分を削減できた良い例ですね。

現時点では指導や教育のみに民間を導入している日本も、運営のあり方について色々柔軟に考えてもいいかもしれません。

(英文事務URL)
http://www.canberratimes.com.au/news/opinion/editorial/general/the-advantages-of-private-prisons-in-australia/2428512.aspx

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