ヨガは精神のバランスを保つのに効果的で、米国では10代の少女達が収監されている刑務所のアクティビティーにも取り入れられています。実は、アンガーマネジメントとヨガも非常に合性が良いのです。今回はいじめ撲滅のために、学校のプログラムでヨガを取り入れようという記事をご紹介します。
Calming Kids Yogaというヨガ教室では、ヨガを通して子ども達に優しさ、人の気持ちを理解すること、怒ったときの対処方法、いじめに遭遇した時の対処方法などを教えています。子ども達だけでなく、このいじめ撲滅プログラムを親、先生、カウンセラー、ソーシャルワーカー向けにも提供しているそうです。
ヨガをすると、子どもは学校や家でのプレッシャーにも上手に対応できるようになってきます。そして同情の気持ちを持つことは、いじめに相対する感情なのです。
実際にこのヨガプログラムを週2回取り入れている小学校の校長先生によると、クラス対象の4、5年生の振る舞いが落ち着きを伴うようになり、学校の雰囲気が変わったそうです。
子ども達への感情面と身体面の安全性を確保する事が、校長、先生、親にとっては一番の関心事です。このプログラムは、蔓延する学校でのいじめ問題への対策として米国でどんどん広がっています。
下記URLからCalming Kids YogaのHPに行くと、実際にどうやって子ども達にヨガを教えているかを動画でご覧になれます。姿勢の一つ一つをかなり細かく指導しており、更に呼吸法を通して「普段色々な声にかき消されている心を鎮めて、自分を見つめましょう」というマインド的な事もレクチャーしています。小学校のうちからこのような講習を受けられる子どもは、非常にラッキーですね！
(英文記事URL)
http://www.examiner.com/children-s-health-in-los-angeles/can-yoga-prevent-bullying-schools
