コラム
アンガーマネジメントを教わる小学生
アメリカのDixon区の小学校では、生徒たちは通常の授業とともに、アンガーマネジメントを含むプログラムを受けます。そのカリキュラムでは、怒りをコントロールすることの他にも、他者に共感することや、衝動をコントロールする方法も教えられます。
アンガーマネジメントで学ぶ、怒りというものの理解や扱い方は、子どもたちの社会生活の助けになります。困難な状況や問題に直面した時に、衝動的になることなく、落ち着いて色々な選択肢を考えることができます。
そして、周りの子どもたちと関わる中で、相手のことを考え、他者の感情を理解することができるようになり、思いやりの心が芽生えます。このカリキュラムを学んだ子供は、よい友達ができたり、指示や指導に素直に従ったり、自分の怒りをはじめとする感情をうまく扱うことができます。
このカリキュラムを取り入れてから、明らかに職員室に呼び出される子どもが減った、と小学校の職員は話しています。
ニュースリンク先(英語)
http://www.saukvalley.com/2014/11/20/students-taught-to-show-empathy-curb-anger-and-impulses/axu3vpw/