コラム
チャーリー、寄付に目覚める。
この二年ほど、世間をずっと(悪い意味で)騒がし続けたチャーリー・シーンですが、最近は多額の寄付を行っているそうです。米TVコメディー『アンガーマネジメント』に復帰するようになってから、人格もソフトになってきたと評判のチャーリー。どんな団体に寄付を行っているのでしょうか。
まず、USO(アメリカ軍関係)に『アンガーマネジメント』で得た収益の1%(1%といってもチャーリーの出演料だけで、1話当たり8000万と言われています)を寄付すると発表。これとは別に100万ドル(約8000万円)も寄付するそうで、こちらはUSOに寄せられた個人レベルの寄付では最高額だそうです。
慈善活動はこれだけではありません。先月はイリノイ州で開かれた膵臓がんの研究調査費のチャリティーマラソン大会に参加。
更に、大人気オーディション番組『アメリカンアイドル』のプロデューサーから、「次シーズンの審査員にならないか」と持ちかけられたチャーリーは、「制作局が、僕がチャリティーに関わっている団体に、大金を寄付してくれたら考えるよ」とコメント。
ちなみにUSOへの億単位の寄付は分割で払われ、初回の振込は来週行われるそうです。「傷ついた兵士や家族を癒すのに、寄付の上限は設けない」とチャーリーは明言しています。「彼らは毎日、最前線で自分達の命を賭けている。そして僕は『アンガーマネジメント』が少しでも彼らと、その家族にとって役立てたら幸せなんだ」とコメント。
番組が始まり、初回から落ち続けていた視聴率も第4回目には10%も回復したそうです。自分の仕事の成功とチャリティーを結びつけるあたり、チャーリーも立派な慈善家ですね!
(英文記事URL)