体罰防止策の一貫として東京都小平市教育委員会が開いた研修会に、日本アンガーマネジメント協会第一支部の講師が登壇し、その模様が8月15日の読売新聞に掲載されました。
2012年度に全国の国公私立小中学校で確認された体罰は6721件にも上るそうで、体罰防止の研修として今年は弊協会にもたくさんの教育関係者様から、講演のご依頼を頂いております。
参加された小学校の教諭の方の感想です。
「教員になりたての頃、カッとして児童の頭を叩いてしまったことがあるが、体罰という認識はなかった。研修後は、自分の感情を客観的に捉えられるようになり、児童への接し方も変わってくる」
東京都教育委員会の調査によると、昨年度の都内の公立校で発生した体罰155件のうち、約6割は「教員が感情的になってしまったことが原因」と分析しているそうです。
誰かを教え、道びくというのは時に感情を激しく揺さぶられる事もあり、つい強い口調で怒鳴ったり手をあげやすくなってしまうかもしれませんが、テクニックを使う事によって、段々コントロールする事ができるようになります。
ぜひ多くの教育関係の皆様に、アンガーマネジメントを学んで頂ければ幸いです。
