コラム
SNSでは「怒り」が伝わりやすくなります!
FacebookやLineといったSNSは、もう私たちの日常生活の一部になっていますね。
友人や知人とのやりとりがスムーズになる一方、気になる調査結果が発表されました。
中国の北京航空航天大学の研究チームは、中国版Twitterとも言える短文投稿サービス「Weibo(微博)」の投稿を6カ月間にわたって調査。20万人のユーザーによる約7000万件の投稿を収しました。「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」という4つの感情に分類したうえで、それぞれの感情が、元の投稿者から他のユーザーにどの程度伝わっていくかを調べてみると…
「悲しみ」と「嫌悪」はあまり伝播せず、「喜び」はもう少し伝播性があったそうです。また、喜びの投稿を目にしたユーザーは、その後自らも明るい投稿をするケースが多かったのだとか。
しかし、伝播性や影響力が最も大きかったのは、「怒り」で、怒りの投稿は、元の投稿者のネットワークから少なくとも3ホップ(3段階)先まで広がっていく傾向が強く見られたそうです!
誰かがカチンときた事を投稿すると、3を乗じた数でどんどん怒りの連鎖が広がっていってしまうのですね。
何の気なしに投稿した内容が、思わぬ火種にならないよう注意したいものです。
(参照記事URL)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/IDG/20130919/505582/?ST=cio-social&P=1