コラム
お酒は怒りを強めます
今週のメルマガで、飲酒問題とアンガーマネジメントについて触れたのでもう少しこちらでも相関関係について解説したいと思います。
皆さんが想像する通り、怒りはアルコールによって強度が増しやすくなり、より深刻なトラブルを引き起こしやすくなります。
「不満と怒り」を抱えると、人によってはその不満や怒りをアルコールで紛らわそうとしてしまいます。
アンガーマネジメント問題を抱える人にとって、お酒を飲んでいる間は他のネガティブな感情を覆い隠してくれます。しかし、その内側に抱えた問題が酔っぱらった途端に外に出てしまう事があります。お酒で怒りを紛らわす人は、皮肉な事にお酒が怒りを媒介する役割を果たしてしまいます。
そして外に出た怒りは、しらふの時はしないようなとんでもない言動をしてしまったり、より深刻な問題を引き起こしてしまう原因となります。
お酒に頼って自分の不満や怒りを紛らわそうとする行為は、つまりアンガーマネジメント問題を一生抱えてる事になるのです。
(英文記事URL)
http://alcoholism.answers.com/causes/common-connections-between-alcohol-and-anger-management-issues